海界の村を歩く 東シナ海 薩摩硫黄島(鹿児島県)

4/8金曜日の晩、最終便で鹿児島に入りました。3週間前の3連休前日とは違って空いていた。これが通常なのでしょう。
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宿のある天文館エリアは鹿児島一の歓楽街。22:00と飲み会を終えたスーツ姿の人達が随所で集まって「お疲れ様でしたぁ」と解散しています。
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その飲み屋街の外れにある「ラーメン小金太」
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店内は満席!SとかSSとか注文して、一回り小さいラーメン食べている人達が多い。飲んだ後なんですね。
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みそラーメンを注文しました。トンコツ味噌はかなり濃厚。ネギを何度も入れながら、スープも飲み干してしまった。また、ポニョる。。。
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4/9土曜日朝の鹿児島港北埠頭。突堤の左手が薩摩硫黄島を含む三島村の3島行きフェリーみしま、右手が十島村のトカラ列島に向かうフェリーとしまが発着する。向こうに見えるは桜島です。
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「春の嵐」の時期で欠航が危ぶまれましたが、なんとか交わして無事出航しました。出航したら絶対戻るそうです。だから明日の帰りも大丈夫。
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三島村の3島とは、東から竹島、硫黄島、黒島。これから真ん中の硫黄島に渡ります。(硫黄島と聞くと、太平洋戦争の戦地となった硫黄島を思い浮かべますがあれは小笠原諸島です)

〈薩摩硫黄島〉
鹿児島港から南へ108kmの海上にあり、霧島火山帯・鬼界カルデラに沿って噴出しら火山の島。年中噴煙をあげる硫黄岳の麓には温泉が至るところに湧き出し、海を七色に染めているところから別称「鬼界ケ島」の名がある。
全島がリュウキュウチク(大名竹)と呼ばれる小型の竹で覆われている。島で採れる硫黄は薩摩藩の時代には重要な貿易品で、明治初年に本格的な採掘が始まってから昭和39年に閉山するまで硫黄の島として栄えた。
平家の落人伝説にまつわる史跡名勝や空を飛びかけるクジャク、温泉・火山・山菜・海と、小さな島にパッケージされた資源豊かな観光地として名高く、三島村3島の中心地でもある。
(「シマダス」より)
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薩摩半島の開聞岳。3週間前は徳之島から鹿児島港へ向かう途中に眺めたなぁ。
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竹島。その名の通り、岩盤に竹しか生えていない。
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船が着くと物資を受け取りに島民が集まります。
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硫黄島が見えてきた。
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噴煙を上げている。活火山の島は迫力あるなぁ。
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港には水中に温泉が湧いてるから、海水がすごい色してる。
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港ではジャンベの演奏で迎えてくれた。
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1994年に西アフリカのジャンベの神様=ママディ・ケイタが硫黄島を訪れコンサートを開いたことをきっかけに、島ではジャンベで村おこしがはじまった。ジャンベスクールもあり、外からジャンベを習いにやってくる人達もいる。
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フェリーみしま
ちゃんと明日迎えに来てよ!

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港から神社へ向う広い道。商店が二軒あった。
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石垣石塀の集落を歩きます。かつては硫黄の採掘で栄えた集落であり、石垣石塀が築かれた屋敷地が広がっています。しかし、家があるのはその一部。
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往時をしのばせてくれます。
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硫黄のくっついた石も積まれてる!
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古い家は本瓦
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防風の竹垣も特徴です。
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活火山の島らしい景観
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港の近くの高台にあったオパール硅石(セラミック・ガラスの原料)の工場の跡。昭和39年に硫黄の採掘が終わった後、この工場が1995年まで稼働していた。
島には海岸の温泉など名所がありますが、雨で無理だぁ。明日朝、天気が回復しそうだから、明日晴れるのに賭けて今日はおしまい。未だ2時だけど、、、
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「7300年前の大噴火の傷跡が明らかに
~「鬼界カルデラ」火山調査速報~」

硫黄島=鬼界ケ島は、鬼界カルデラというカルデラ火山の一部です。7300年前に海底火山が大噴火したもので、カルデラ火山の噴火としてはわが国では最も新しいもの。火山灰は九州や四国を覆い、縄文人が北へ大移動したきっかけと言われています。
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したがって、地上に顔を出している硫黄岳の噴火の心配は少なく、海底火山の方が可能性が高いと言います。硫黄島の東約2kmにある昭和硫黄島は、1934年の海底噴火によってできたもの。
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4/10日曜日、雨は上がりませんでした。民宿のクルマを借りて、島の名所を巡ります。
硫黄岳の直下に沸く東温泉。荒波打ち寄せる景は豪快。
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外輪山に上ります。硫黄島港と集落が外輪山に囲まれているのがよくわかる。
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外輪山の外側は丘状の草原。そこに空港がある。かつてヤマハが硫黄島でリゾート開発した時に作った。その後経営不振に陥り、1983年に閉鎖されました。その時、園内にいた孔雀三羽が放され、天敵のいない島内で繁殖し野生化しています。
ちょうど繁殖期で夜通し孔雀の鳴き声が鳴り響いていました。クルマでオスとメスを一羽ずつ見かけましたが、残念ながら撮影はできませんでした。
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島の西端にある大浦港。大変美しい場所です。湾を取り囲む断崖の地層は火山活動でできたことの証。
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外輪山の尖端、恋人岬では雨のためカメラを取り出せず。途中の展望台から集落を見下ろします。
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天候が回復に向かってきたけど、帰らなきゃ。船は予定の時刻より早め来るぞと島内放送が流れた。
船を見送り手を振る島の人達。そこで汽笛がボーッと鳴った。目が潤んだ。ありがとう、薩摩硫黄島、島のみなさん!
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PS:
民宿のおばちゃんが予測した通り、今日4/12のフェリーみしまは欠航しました。渡航できたことありがたく思います。




by marunouchi_no1 | 2016-04-09 09:46 | 鹿児島県  

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