海界の村を歩く 太平洋 神津島(東京都)

利島宿泊の夜。二階の客室で早く寝床に入ったものの、屋根裏ではネズミが駆け巡る、一階では子供達が走り回り大人たちが酒飲んで盛り上がってる。22:30ようやく宴会は終わり静まり返り、屋根裏のネズミだけになった。
翌朝。宿の主人が「神津島行きの船が7:45だから6:30に朝食用意しますね」と言っていたのにいつまでたっても呼びに来ない。一階の食堂に降りて行ったけど、、、食事はないし主人もいない。もしかしたら、昨晩のどんちゃん騒ぎで飲みすぎて、ねぼうしてるな!電話しまくったら飛び起きて来た。ホッ。朝食は無しで港まで送ってもらう。
昨日は小中学校の文化祭で、昔の先生が島に戻って来て子供達と父兄とで盛り上がってしまったそうで、、、船に乗り遅れたらどうするのよ、頼むよ。
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まぁ、間に合ったから許してあげよう。船のレストランで朝食。さぁ、最後の神津島だ。

東京から南に約180km、伊豆諸島の中間に位置する。「続日本後紀」承和7年(840)の条には、「上津島」の噴火の記録が残っている。島の中央にそびえる標高574.2m天上山の山頂から見下ろす景観は素晴らしく、新東京百景にも選定されている。農業・漁業・観光が島の三大産業で、特に1980年代から観光に力を入れている。温泉保養センター、神津島空港なども完成し、観光客が増加した。島周辺の白砂の砂浜や透き通る海では、マリンスポーツが盛ん。「三宅記」によると、伊豆諸島の水分け会議を開くため島の神々が集まったことから神津島と名がついたという。(「シマダス」参考)
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あれ?神津島の港は西側のはずだが、船は東海岸につけようとしている。冬は西風が強く、港が変わるらしい。島ではよくある話なので驚かないが、どっちに船が着くかは常に注意していないと乗り遅れてしまう。
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岩肌の地層に黒い帯が、、、これは黒曜石の層だそうで、縄文時代は神津島の黒曜石が本州に流通していたそうです。縄文時代ってすごいんだなぁ。
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ということを、郷土資料館でお勉強する。
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妙な形態のお店
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集落内には、道祖神が多い。神の島らしい。
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この島では密集系漁村を期待している。コーガ石はあることはあるが、どっちかというと鉄筋コンクリートやモルタル系の民家が多い。まるで沖縄みたいだ。
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神津島で一番古いという家が移築保存されていました。神津島の民家は、昭和30年代の朝鮮戦争を契機に、軍事用に平草(オオプトと呼ばれる海藻)の輸出で景気が上向き、家々が増改築されたそうです。だからか、RC造民家が沖縄のように多いのか。
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建具の外についてる付け柱はなんだ?雨戸の溝はあるから、台風の時に備えて雨戸を固定する横板を取り付けるものかな?
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美家古寿司という島寿司の店を探すが見つからず、辺りをグルグル。
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やっと見つけた!こんな路地の奥じゃわかんないよぅ😅
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辛子醤油の漬け寿司
いわゆる保存食の一種ですな。
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クサヤの丸金商店。お留守中。
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流人墓地。江戸時代、思想家がこの島に流された。
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うーむ、RC系の民家が多い。
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そんな中で見つけた木造民家。さっき見た保存民家と同じように、雨戸押さえの付け柱が見られる。
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色とりどり
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ここが神津島で最高の路地かな。隣地どうしで鮮やかなブルーが呼応してる。
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島の西側の前浜海岸。下田行きの船は、東側の港の予定だったが、歩いている途中で放送が流れ、この西側に変更になった。街の放送で港の変更と時間の変更が告げられたけど、もし山登ってったわかんないじゃないか!
島の人はわかってるんでしょうけど、旅人はなかなかそこまで注意できませんからね。私も多くの島旅で痛い目にもあっていますので、そこんところは大丈夫ですけども👌
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港が西側に変更されたため、出発時間が短くなり下田に早く着いた。最終の踊り子号に間に合いました。
これで、渡航困難度最高レベルの「青ヶ島」を除いて、伊豆諸島終了です。
因みに、小笠原もいけないような奴に青ヶ島やトカラ列島(鹿児島県)に渡ろうなんぞ10年早い。全て、リタイヤ後に行くことにします。アッサリ引き退ることも長く続けるうえで大事なこと。😬



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by marunouchi_no1 | 2016-11-06 18:19 | 東京都  

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