海界の村を歩く 東シナ海 久賀島 (長崎県

d0147406_13280743.jpg
(久賀島五輪教会)
昨日渡った奈留島と福江島の間にある久賀島に行きます。

d0147406_13280726.jpg
福江港から出る高速船ひさか
奈留島と違ってほぼ満席、人気あるんだなぁ。まぁ、皆さんの目的は、五島列島最古の天主堂である五輪教会でしょう。集落なんて誰も歩かないに違いない。

d0147406_13280844.jpg
というわけで、船底の部屋に押し込められた。

d0147406_09530781.jpg
福江島の北東海上11.3kmに位置している。昭和32年11月に福江市に編入合併するまでは一島で久賀島村を形成していた。対馬暖流の影響で気候は温暖、傾斜性沈降海岸のため海岸線は複雑で久賀湾が5kmも湾入する。久賀・猪之木地区では農業が、田ノ浦・蕨地区では漁業が営まれている。遣唐使船や空海が立ち寄ったといわれ、また「久賀島郷土誌」によれば「平家の落人伝説」や「隠れキリシタン伝説」、さらに一夜にして沈んだとされる幻の島「高麗島」の移民伝説などが伝わり、「伝説の島」としてのイメージが強い。もとは、「千坂島」と表記していたが、寛永15年(1638)、深江(福江)の石田陣屋の竣工を祝して「久賀島」となったといわれている。日本最後のキリスト教信者大弾圧の起こった島として宗教史上忘れることのできない島である。(「シマダス」参考)

久賀島に着くと久賀レンタカーのおっちゃんが出迎えに来ていて、私含めて3組が送迎車に乗車。島の反対側の入江に中心集落久賀があり、そこまで移動。やっとレンタカーに乗れて、残り時間2時間しかないぞよ。
団体が何組かいたんで、最奥地にある五輪教会へは彼らより先に行かねばならぬ!ところが、行く道が超狭い。

d0147406_13280894.jpg
クルマ置いて、このような山道を歩くこと10分。

d0147406_13280879.jpg
視界がひらけた。五輪の入江で、教会が見える。

d0147406_13280936.jpg
隠れキリシタンの潜んで済んだ集落というが、家は現在2軒しかない。かつては、もっと人が住んでいて、缶詰工場まであったそうな。道は久賀から1時間だったそうで、基本的な交通機関は船だった。

d0147406_13370536.jpg

d0147406_13370674.jpg
おおっ、木造の天主堂もいいですね。

d0147406_13370662.jpg

d0147406_13370752.jpg

d0147406_13370748.jpg
ヴォールト天井が美しい。職業柄、ついつい見入ってしまいます。

d0147406_13370895.jpg
祭壇前の柵と扉。修理されたものですが、装飾が細やかで綺麗!

d0147406_13370838.jpg

d0147406_13370871.jpg
窓周りのディテール。なんと引き戸だった。しかも、壁の中の仕舞える仕組みになっていました。

d0147406_13471335.jpg
島の東岸中程にある蕨集落。五輪への細い道の入り口にあたる漁村です。集落に入って行くと、「おや?こりゃ只者じゃないぞ」という予感。

d0147406_13471473.jpg

d0147406_13471465.jpg
家がでかいし立派だ。

d0147406_13471540.jpg

d0147406_13471510.jpg

d0147406_13471668.jpg

レンタカー屋のおっちゃんに聞いたところ、蕨地区は漁業で栄えたそうな。捕鯨ですかね、昭和初期とかさほど古くはないんだろうけど、とにかく立派です。

d0147406_14011686.jpg
久賀集落の折紙神社。高〜い石塀に囲まれている。

d0147406_14011780.jpg

d0147406_14011757.jpg
石塀が続いている。さすが中心集落、格が違うね。

d0147406_14011897.jpg
そして、ものすご〜く立派な家が現れた。藤原家という庄屋だった家で、久賀の土地は元々みなこの家が持っていたんだそうです。今では空き家で市が管理しており、やがて観光に活用するんだとか。

d0147406_14011873.jpg
久賀島はのどかなのどかな、人口のメッチャ少なそうな島でした。

d0147406_14011976.jpg
福江港に戻って、客船ターミナルで五島うどん。美味しい!






by marunouchi_no1 | 2017-05-04 13:12 | 長崎県  

<< 海界の村を歩く 東シナ海 黄島... 復興の町を歩く 福江(長崎県) >>