2017年 05月 28日 ( 2 )

 

復興の町を歩く 大垣・岐阜(岐阜県)

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(岐阜繊維問屋街)
桑名から養老鉄道に乗って1時間強、大垣にやって来ました。
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大垣は近世、戸田氏10万石の城下町、美濃路の宿場町、揖斐川の河港であり、松尾芭蕉「奥の細道」の結びの地として知られています。揖斐川中流西岸に位置し良質豊富な地下水に恵まれ、大正初期から繊維・化学工業地域として急速に発展しました。中心商業地は旧城の東側、駅前通りを中心に形成されていますが、戦災復興都市計画によるものです。
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駅前通り。地元百貨店のヤナゲン本店が駅前に建っています。
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大通りをつくった復興都市計画の常で、そこを商店街にしています。大通りの商店街はどうしても界隈性が生まれないので、不自然な感じがする。
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そして、大通りに面する建物は防火帯建築。長屋の不燃建物が並んでいます。
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天気がいいからでしょうか。とっても爽やかな町並みと感じました。
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JR東海道線で岐阜へ。戦災都市概況図をご覧ください。長良川に近い材木町や玉井町以外は、第二次世界大戦時の空襲を受けています。玉井町は下記↓
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/gifu_data/gifu/gifu_file.htm
東海道線が開通した頃の岐阜駅は、現在の名鉄岐阜駅の場所。現在の目抜き通りである長良橋通りより東側が市街地でした。それより東は山なので、町は西へと発展、柳ヶ瀬も戦前には市街化されています。
戦後は戦災復興都市計画により街路が整備され、商業中心は長良橋通りの西側に移っています。
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JR岐阜駅北口。駅広整備が終わり、ダイナミックなベデストリアンデッキが円形に渡されています。とっても未来的。
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対して駅広に面するビルはとっても昭和戦後的。この対比が面白い。
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昭和戦後的なビルの間に中問屋町のアーケード入口があります。
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奥深いアーケード街が縦横に広がっている。
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戦後らしく建物はモダニズム系
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右も左もアーケードの入口がある。入口の上には庇がのびています。
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このようにアーケード上部で建物がつながっているものもあります。渡り廊下かな。
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問屋町中央通り。アーケード街の中でも一番立派。両側の建物のファサードが統一されていて屋根も高い。
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問屋町中央通り商店街の西側。アーケードは同じ規模の建物に挟まれている。ところが、南側(画像右側)がマンションに建て替わっている。以前は南にももう一皮同じような商店街があったのでしょう。
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そのため、問屋町中央通り商店街の建物の裏がモロ見えになってしまった。それがそれでカッコイイ。
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裏側モロ見えはさすがに恥ずかしいと思ったのか、入口周りだけ化粧がされていました。これも面白い。
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岐阜駅前の繊維問屋街は、終戦直後、北満州(今の中国東北部)からの引き揚げ者たちが中心となってバラック小屋を作り、古着や軍服などの衣料を集めて売った「ハルピン街」が始まりだそうです。まさに、復興の町です。
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金町(こがねまち)2丁目あたりから、商業地を巡りながら南下していきます。
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小柳町からアーケードがはじまった。
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岐阜の繁華街「柳ヶ瀬」のアーケード街。
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東は物販系、西が飲食系かしら。ちょっと法則が読めませんが、巨大なエリアです。
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床に埋め込まれた「柳ヶ瀬ブルース」の歌碑。大勢のショッピング客で賑わっていましたが、夜は夜で過ごそうだなぁ。










by marunouchi_no1 | 2017-05-28 21:52 | 岐阜県  

復興の町を歩く 四日市・桑名(三重県)

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(四日市 三和商店街)
津市街に引き続き、三重県の戦災都市を歩きます。四日市は、かつて「四日市ぜんそく」で名を知られた戦後の工業都市です。今では青い空が広がっています。
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中心市街地はことごとく戦災を受けており、戦後は大々的に復興都市計画がうたれました。戦前の町割りが全然意識できないほどです。特に、近鉄四日市駅前の繁華街は、戦前は影も形もない。
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近鉄四日市駅とJR四日市駅を結ぶ大通り。クスノキの街路樹をセンターに配した復興都市計画のシンボルロードです。
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近鉄四日市駅前の一番街をはじめとする大アーケード商店街。今朝は静かなもんですが、昨夜はたいそう賑わっていました。
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物販店や飲食店ばかりではなく、キャバクラなんかも隣り合っています。ごった煮ですね。
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アーケード街の地名は諏訪栄町。つまり、旧東海道の諏訪神社の近くに作られた戦後の町です。アーケードの主軸「諏訪公園通り」を抜けると、森とつながる諏訪公園。そこにスクラッチタイルの近代建築が残っていました。すわ公園交流館は四日市市図書館だった建物。戦災を乗り越えたんですね。
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旧東海道のスワマエ商店街。
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諏訪神社横の商店街。表はモダンですが、裏はバラッキーです。
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JR四日市駅。駅前広場は、これでもかというくらい広いけれど、近鉄四日市駅前とは対照的に寂れてる。
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プロフィリットガラスのダブルスキン建物。まさに戦後の高度成長期って感じですが、街の建物はそこで時間が止まってますね。
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本町商店街とJR四日市駅をつなぐ、駅前の繁華街?
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そこの中に出ました!三和商店街。うーむシビれる。
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スゲ〜ぞ!
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まだまだ営業している店が複数ありますが、建物は半分壊れてますよ。地震が来たら怖い。
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存在自体が奇跡的です。
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隣にややしっかりした?建物がありました。アーケードはつながっているようです。
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桑名に移動します。桑名は東海道の七里渡の渡し場があった宿場町であり城下町でもあり、そこから発展した街ですが、第二次世界大戦時は一部を除いて戦災を受けています。
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駅前の桑名一番街。
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名古屋に近いため、マンションへの建て替えが進行していました。マンションへ建て替わるとそこだけ商店街が途絶えてしまう。
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一番街の隣にある銀座商店街。
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サインが面白い。
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ここも隣はマンション用地の空き地でした。戦後復興の町は、もう直ぐ姿を変えてしまうのでしょうか。








by marunouchi_no1 | 2017-05-28 10:21 | 三重県