海界の村を歩く 奄美大島2
最終日です。昨晩、島の紅白歌合戦をやっていた文化会館の敷地内に古民家が移築されていました。いわゆる分棟型民家で居宅と台所が別れています。

プランはこんな感じ

内部

昨日歩いた集落でも茅葺屋根は流石に無いですが、屋根を落とした分棟型民家はたくさん見ました。一軒でも茅葺屋根があればデータベースにアップしちゃうんですが、台風常襲地域でもあり、その維持は大変ですよね。(画像は大和村今里)

名瀬の町を歩きます。細長い入江の先っぽと両側に展開。当然繁華街はその先っぽで、港から見て左が物販店街、真ん中が行政関係、右が飲食店街、バックはすぐ山という典型的な港町。
まずは、物販店街から。数本の直交した街路に商店街が形成。川に沿った所にいい感じの町並みあり。この画像はその中の市場です。

なんの戒めや

次に飲食店街。昨晩呑んだくれた街です。
「なんくるないさー」とは、どうにかなるさ。沖縄と同じ方言だ。

公園があったんで、こりゃ怪しい、、、でたぁ、遊里建築だ。実はもう一軒見つけました。

名瀬から東シナ海に突き出す半島を廻ります。龍郷町秋名という集落がなんとなく期待できそうな予感です。
そして、集落へ入って行ったら「あった‼」現役の高倉。

さっそく探索。ダチョウ型が並んで2棟、トタンカバー(写真)が1棟発見。集落景観的にもなかなか良い。やっと星3つかな。

ひさ倉という地元や観光客で有名な店で、奄美名物鶏飯(けいはん)食しております。

さぁ、ラストスパート!
奄美最北の笠利町。空港のある町です。
赤木名という集落。かつて大島代官所があった。というだけあって、今までとは全然格が違う生垣の町です。家も立派なのがある。いわゆる薩摩の麓ですな、これは。


空港近くの節田集落。小さい集落ながら、なんと4棟も高倉があった。一棟は寄棟トタンです。

ダチョウ型が2棟並んでるぅo(^▽^)o

で、奄美終了です。
鶏飯フリーズドライをお土産に買って、
ご清聴ありがとうございました。
by marunouchi_no1 | 2011-12-26 09:02 | 鹿児島県