人気ブログランキング | 話題のタグを見る

年末の町歩き

前後しちゃいましたが、昨年末の町歩きレポ。
お墓参りの後、多摩西部の落穂ひろいをしてきました。

まず国立。「こくりつ」ではなく「くにたち」と読みます(東京以外の方に向けて)。1926年(大正15年)に中央線国立駅開業。「立川」と「国分寺」の間にあるから一字ずつ取って「国立」としました。1925年箱根土地会社が山林を開いて学園都市を計画、27~30年(昭和2~5)東京商科大学(現一橋大学)が神田一ツ橋から移転、52年大学を中心とする地域が文教地区に指定されました。その後、各大学高校が造られ学園都市として発展しました
この町は、私自身が高校時代を過ごした町でして、身近であるがゆえにずっと取材ができていなかった。あれから30年たってしまった。

大学通りをわが母校である都立国立高校(国高)前の歩道橋から駅方向を見たところ。よく紹介される国立を代表する景観です。ただし、突き当りにあった三角屋根の国立駅は高架改築でなくなってしまいました(残念)。でも現在高架駅前に再現される工事が進行してます。完成したらまたレポする予定。
年末の町歩き_d0147406_1023968.jpg


国高の斜め向かいにある集合住宅。高校時代からきれいな町並みだなぁと思ってました。やっと取材できて、30年間の宿題が今終えられました。
年末の町歩き_d0147406_1063543.jpg
年末の町歩き_d0147406_1065782.jpg


しかし、ほかの建物はかなり建て替えられてしまった。ちょっと雰囲気のある商店の並び。
年末の町歩き_d0147406_1083395.jpg


国立のシンボルである一橋大学。私は国立駅と反対側の南武線谷保駅(田舎の駅)から通ってましたから、国立駅利用者が帰りに大学の学食へ寄ったり駅前の茶店でお茶したりしているのがうらやましかったぁ。ちなみに谷保駅利用者はラーメン食べて、ゲーセンで遊んで帰ってました。
年末の町歩き_d0147406_10121182.jpg


大学通りから脇に入ると、建物はなくともこういうお屋敷構えだけは見られます。
年末の町歩き_d0147406_10132912.jpg


さらに西へ進んで、青梅市新町を歩きました。旧青梅街道沿いの江戸時代の新田開発された町。ここももう面影は保存民家以外ありませんでした。が、文献で紹介されているからには行けねばならぬわけでして、、、
年末の町歩き_d0147406_10155161.jpg

by marunouchi_no1 | 2012-01-02 10:15 | 東京都  

<< 2012歩き初め 初詣 >>