渋谷桜丘町
恵比寿駅と渋谷駅の間、山手線外側の線路沿いです。
何が不思議かというと袖壁のように擁壁が残っている妙な町並み。

なんでこんな現象が起こるのでしょうか。
じっくり見ていてわかった‼
元は山手線が拡幅された時に構築した擁壁が線路に平行にあった。段差の上は住宅敷地。
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土地利用が変わってビルやマンションへ建て替わる際に、線路沿いの道路から出入りするようにするため、擁壁を崩した。しかし、隣地は丘のままだから建て替わった敷地の両袖に擁壁を構築した。

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次に隣地が建て替わることになり、擁壁は必要なくなったが、マンションの場合はそれを撤去する費用を払う合意がとれないのでそのまま残った。

ということではないでしょうか。そう考えると辻褄が合う。そして、建て替えられた順序についても推測できるのです。実に面白い‼
続いて、丘の上を歩いてみました。まぁ、複雑な地形の町です。
戦前らしき住宅を発見。

その隣に妙な洋風建築が。。。
通りかかったおっさんが、
「終戦後ホテルだった建物だよ。進駐軍がでいりしてた」
と教えてくれました。

丘町の間にはすりばち地形がありました。鶯谷。

面白かった‼
ブラタモリにネタ提供しようかなぁ。
by marunouchi_no1 | 2012-01-14 19:05 | 東京都