にっぽん集落町並み縦走紀行 第12日
中国山陽地方に戻りました。
姫路城は修復中で鞘堂が被されています。しかし、石垣の上にそそり立ってるお城の外側によく上屋を構築できるものですね。
これから岡山県北東部にある大原へ向かいます。

美作の大原。因幡街道の宿場町はかなりいい建てものが残っていました。やはり岡山県の町並みを構成してる家屋はグレードが高いなぁ。


道路脇には側溝があって盛んに水が流れている。それを利用した水車で動くアートをならべたストリートギャラリーが開催されていました。写真はゴルフのパッティングをする人形。いろんなのがあって村のみなさん楽しんでいました。

鳥取県に入ります。2006年の「鳥取ぼけぼけ紀行」で智頭と近くの板井原を訪れましたが、間違えをしていた。トンネルができるまでは隔絶性の高かった板井原には智頭町板井原と用瀬町板井原があるのですが、2006年次は後者を訪れてしまい、家に帰ったあとで前者が行くべき集落だと判明、悔しんだ。
ということでリベンジで智頭町板井原の方へやってきた。何と伝建地区ですと。

しかるにいい集落です。無住の家が多いですが。やっとホッとしました。

次はちょっと離れてる兵庫県北部の村岡町祖岡という集落へ。途中、ショートカットすべしと県道を辿って行ったら、峠が通行止め。えりゃー遠回りしなくてはなりません。やっぱ今回の旅、トラブルがつづます。
で、高原の棚田を見ながらやっとたどり着きました。

兵庫県にもあったとはびっくりなほどの天界の村。天界度はかなりです。

母屋も但馬地方独特な作りですが、蔵が二棟セットになってるのも共通のようです。

山を下り、国道9号を東へ。八鹿町八木です。ところが文献で取り上げるほどではなかった。

古くは城下町だったそうですが、今は本うだつと三階だての民家が見られる町並み。

今日は一日中雨。レンズを拭き拭き一苦労だった。早々と豊岡のホテルに転がり込んで休んでいます。2日目にしてバテバテです。
by marunouchi_no1 | 2012-05-04 08:08 | 兵庫県