にっぽん集落町並み縦走紀行 第16日

高野山下山。降りても降りても下界につかない。ほんと高い場所に町があったんだなぁ。
橋本、五條と通り過ぎ奈良県の吉野へ。下市という集落を歩きます。
ほほう、ここはかつて巨大な遊郭だったな。妓楼建築がたくさんあるぞ。


いやー相当賑わってたんでしょうね。
八幡社の前の建物

一方、上市という町、近鉄吉野線の駅もあります。駅から東へ離れた狭い斜面の土地に濃い町並みが残っていました。


峠を越えて奈良盆地へ。樫原神宮を通り過ぎ、高田からもう一つ峠を越えて大阪府に入るます。竹内街道の大阪側の町。聖徳太子にゆかりがあるらしく、その名も太子。


竹内街道始め生駒山の峠前後の町は優れたものが多いですね。それだけ頻繁に人が往来していたからでしょうか。

西名阪で郡山インターへ。インターのすぐしたに環濠集落の伊豆七条があります。

まぁ、奈良盆地の環濠集落はたくさんあり、面影を残しているのは他にのあるますが、この集落は文献で紹介されていたにもかかわらず、今までずっと「あらへん」ってスルーしてきた。今回は潰さねばならぬ。

そういえば今日は晴れた!嬉しいけど暑いです。雨は取材しにくいけど、シトシトの場合町並み写真としてはグーですね。
さぁ、もう一箇所は滋賀県です。旧東海道の水口宿。

旧街道は真ん中で、並行した通りが南北二本、宿場の東西端でそれぞれ斜めに分岐してます。珍しい。

東の一本になったあとしばらく進んでバイパスと交差するあたり。いい感じでしょう。

水口宿終わって17:00。これで本日の集落町並みの取材は終了です。あとは、例によって次回へつなぐ地点である米原へ。
次回は北陸です。

by marunouchi_no1 | 2012-06-17 05:58 | 奈良県