原点 ~にっぽん集落町並み縦走紀行の中で~
旅好きな万訪少年が、集落町並み探訪に目覚めたのには二つの旅がきっかけでした。
一つは、「まちを歩く」という面白さに出会った1977年の「東京めぐり」
もう一つは、「集落を歩く」という興味に魅かれるきっかけとなった1985年の「天界の村 長野県上村下栗」
今回の縦走紀行の目的は自分の探訪の足跡を振り返り区切りをつけたいということですが、そのためにやりたかったこととして、最南端から最北端へ一続きで集落町並みを探訪する旅の中でこの二つの原点を歩くことでした。
「下栗」は前回第21日で歩きました。オーバーヒート回避騒ぎの中であわただしく夕方の探訪になってしまいましたが、自分がこの集落に初めて出会った時の気持ちに今を重ねることができました。
そして、明日・明後日は、「まちを歩く」ことと出会った1977年8月13日・14日からちょうど35年目にあたる同日です。
明日明後日の縦走紀行第22〜23日では、その35年前の二日間とまったく同じルートを歩きます。当時の町は姿を変えていますが、当時あったものに焦点をあてて歩くことで35年前の気持ちに再会できるのではないかと思っています。縦走紀行の一続きの一部として、細かくどの道を歩いたか思い出しながら歩く。どんな旅になるか自分でも楽しみです。
by marunouchi_no1 | 2012-08-12 10:46