ひたちの紀行
朝早く出て何カ所か町を歩くつもりでしたが、昨日は会社の異動発表日、自分は無かったけれど同僚が異動になって飲み会でして、酒が残って寝坊、遅く出発と相成りました。

日立に来ました。ご存知JX日鉱日立金属グループの総本山。明治38年に始まる日立銅山の門前町と企業城下町を取材します。駅前にはいきなり工場が。日立マークにこんにちは。

施設は山の奥の鉱山から海に向かって日立駅まで続いています。まずは一番奥の鉱山跡。
現在は記念館が建っています。松田平田の設計ですが、結構いい。

第一立坑の遺構。地下には坑道が張り巡らされている。

鉱山時代の建物。資料館になっています。構造がキレイ。

鉱山時代の写真。すべて鉱山住宅です。

山を下りましょう。山道を下り切るとかつての産業門前町。ここまで鉱山鉄道が走ってた。そこに、大正6年築の芝居小屋「共楽館」が残っています。炭鉱で働く人たちや家族のために造られた建物。おや?どこかで見たようなデザインだ。

実はこの建物、最近竣工した第五期歌舞伎座の三代前にあたる第二期歌舞伎座を模したと言われているのです。

戦後は映画館として、鉱山が閉鎖されたあとは武道館として使われています。デスから内部客席は早い時期から取り払われているのが残念ですが、格天井が残ってる!

芝居小屋時代の写真

元楽屋には役者さんの落書きや張りものがありましたぁ

共楽館の前には武道場が残っています。武道が盛んな街なんですね。

共楽館通りの町並み。

日立の本社は丸の内の仲15号館にあったそうな。

日立の企業城下町。うーむ、繁華街の銀座通りはイマイチだぁ


場所は変わって那珂市鴻巣にある木内酒造。ジャズの夕べと酒とお食事。酒蔵でタンクに囲まれてジャズを聞く、、、


飲みすぎないように、、、

21:19
これから東京へ帰るんかぁ

by marunouchi_no1 | 2013-03-02 10:01