同潤会 上野下アパート

先週見学する機会がありましたので、レポします。テレビや雑誌でも取材されてるようですが、ここでは万訪目線で。

このアパート、4年前に東上野の非戦災地区を探索している時、偶然見つけました。同潤会を研究しているその筋の方々では有名だったのでしょうが、私は知りませんでした。二棟に別れていて、清洲橋通り側の小さな棟には一階に店舗が入ってます。大きな棟は三階まで風呂トイレ付き、四階は単身者用でトイレ共同、風呂は無し。隣の銭湯へ。
外壁は擬石。すごく綺麗に維持されてる。

受付窓口。

階段

住戸入口扉。建具関係も割と当初がよく残ってる。

住戸に中
床の間みたいなイメージの下がり柱があった。こういうのなんて言うんだ？
塔屋の中にある炊事場。タンクに直接蛇口がついてた

屋上の洗濯場

ダストシュート

共同トイレ
なぜか真ん中の便器が小さい
二箇所とも同じでした。

向かいの家は戦前の町家
非戦災地区の証

スカイツリーと換気扇

通り側の棟の共用部

一階の床屋さん。床のパターンどこかで見たぞ、、、そうだ明治生命館の地下一階だ
この手すりが当初だそうです。こわい、、、
門はグレードアップ。スクラッチタイル。

外灯の支柱
と一気に写真アップしただけでした。これが同潤会の現存最後だったのかな?