丹沢大山宿坊町
大山は、山腹にある阿夫利神社(古くは雨降山大山寺)への参拝者が宿泊する宿坊から発展した旅館街です。
現在、先導師(宗教活動のみの宿)を含め全部で47の宿があります。参拝を目的として宿泊するので、参籠所(さんろうじょ)と呼ばれてもいます。各宿には、神殿があり、諸般の事情で山に登拝できない人は、ここで参拝をします。
車道は川の西側を通っていますが、かつての道は左岸右岸を行ったり来たりしています。
途中から旧道が分かれ急坂となります。
この坂「とうふ坂」という名前で、登山者が名物の豆腐をすすりながら登ったことからその名がついたそうです。
いたるところに奉納した人や講中の名が刻まれている。
旅館には豆腐料理の看板も多かった。豆腐屋さんもありました。
近在だったのにはじめて訪れましたが、いい街でした。
by marunouchi_no1 | 2015-01-17 17:36 | 神奈川県