天界の村を歩く 五ヶ瀬川流域
まずは、かつての日向地方の中心地だった佐土原を歩きます。町並みサイトの地図を頼りに上田島という場所に着いた。
ん?古い町並みはどこ?ここ商店街?
一軒だけ旧商家が保存されてる。
せっかくなので入って見ましょうか。
ガイドの方がいらっしゃって、たっぷり1時間近く説明をしていただきました。
佐土原人形。400年前秀吉の朝鮮出兵で日本に渡った高麗の職人が薩摩焼を始めたのと同じように佐土原焼も始まったのだそうです。今では人形が作られています。
佐土原のかつての写真。明治期は日向地方の中心地であり県庁所在地だったのですが、その後観光都市宮崎市が県庁所在地となり、佐土原は廃れます。
この町は城下町時代、外堀の外の町人町だったところの新町という町で、昭和初期の頃の地図だと人形屋が多く、隣に料亭街(下図の黄色)も見られます。
料亭街の場所には、料亭街が一軒、スナックが一軒ありました。また、別の場所ですがこんなスナックも
また、古い街には必ずある和菓子屋さん。鯨ようかん
佐土原を後にします。北へ約70km延岡まで走ります。宮崎は全国でもワースト3に入るほど、道路事情の悪い県。ようやく東九州自動車道できて、延岡も近くなりました。
延岡から西へ方向転換し、九州山地の山里を目指します。途中、街道沿のドライブインで宮崎名物チキン南蛮を食しました。
五ヶ瀬川を遡ること30分。日之影町に来ました。するとある交差点で、「石垣の村」という標識を発見!「なんだ?行ってみよう」ということでハンドルを切ります。
細い林道を行くと棚田と小集落が次々と現れる。地元で採れた石を使っているのでしょう。石垣が美しい。
ここは五ヶ瀬川の支流、日之影川右岸の平清水という集落。
クルマを停めて歩きます。
斜面を石垣で切土盛土し屋敷。飼われている牛がモーモーないてます。石蔵もこのエリアの特徴でしょう。
そして、深い谷から駆け上がった天界の村が続きます。
林道は益々細く荒れてきたので、ここらで谷の県道へ降りることにしました。そこでも美しい石垣を発見!
そして、谷底の県道に降りたら見覚えのある集落が、、、
なんだぁ石垣の村とは戸川のことだったんだ来たことあった。。。
五ヶ瀬川本流に戻って遡ります。日之影町の隣の高千穂町に入りました。ご存知天の岩戸伝説のある地です。
五ヶ瀬川の支流、岩戸川の左岸に広がり連続する棚田集落群が目的です。
棚田の迫力は凄まじいものがありますが、集落としては今ひとつかな。
この後五ヶ瀬村も行きましたが同様です。ていうか、寝不足で眠くて堪らん
16:30早々と高千穂の宿にチェックインしました。
夕飯に高千穂牛がでた。旨かったです。
by marunouchi_no1 | 2015-03-07 19:45 | 宮崎県