海界の村を歩く 島浦島
昨日、五ヶ瀬川流域の集落を巡りましたが、とにかく棚田あるいは段々畑で、集落はその上に形成されていました。高千穂の街も全くその延長線上です。
だからこのような風景が町の中に現れるのです。
かつては高千穂線が通い、日本一高い鉄橋や渓谷、夜神楽で多くの観光客が訪れていましたが、今や鉄道も廃止になり、すっかり寂れています。
バスターミナル
高千穂神社
門前町の旅館街ですが、これは廃業した旅館です。
昨日歩いた石垣の集落のあった日之影町。五ヶ瀬川に支流の日之影川が合流する場所に谷底の町場が形成されています。
五ヶ瀬川を挟んで両岸で一つの街。五ヶ瀬川左岸にはバス停や銀行があった。
右岸には役場と酒蔵などがあります。
パラソルが鮮やか
吠えずおとなしいワンちゃん
さて、今日のテーマは山ではありません。海です。延岡市の北、島浦島に渡ります。浦城港から高速船で10分。
乗客は10人ほどでした。
密集系漁村を歩く時の鉄則。すぐ路地に入りたくなりますが、メインストリートを探しそこから攻めよ!です。
鉄則に従って、店のあるところから入っていく。
かつての海岸線と思われる通り(と言ってもめちゃくちゃ狭いが)に主要な建物や旧家があるのです。これは郵便局。バックはお寺と墓地。ご先祖様に見守られながら皆生活をしているのです。
集落内は密集系漁村ならではの迷路。
歩くにつれて頭の中のマップが出来上がっていく。
これはかつての防波堤が集落内に残っている場所。
お寺の周りの墓地に登りました。集落が一望できます。
この島は木造ながらモルタル外装の陸屋根がおおい。密集しているから防火対策もあるのでしょう。
寺から長い階段を下るとこの建物にぶち当たった。酒屋さんでした。
随所に板壁の民家も残っていました。木の風合いがいいですね。
二時間たっぷり歩きました。クタクタです。
陸に戻り遅い昼食。延岡市で行列のできるラーメン屋さん再来軒。いわゆるバリバリのトンコツでした!
by marunouchi_no1 | 2015-03-08 18:07 | 宮崎県