海界の村を歩く 宇和海 大島(愛媛県八幡浜市)
伊予の島里探訪も最後となりました。大島は、八幡浜港から14kmの海上にあり、連続した大島・三王島・地大島を合わせて大島と呼ばれています。
急斜面が多く、標高167mの三能山が最高峰。河川らしいものはなく、集落は海岸線に細長く連 なり密集しています。
島の東側、海岸線に沿って延々1kmの線状漁村集落です。上の写真で集落全体の1/3位。隅から隅まで往復して1時間半必要です。
石垣は佐田岬半島と付け根エリアで採れる青石。宇和島では見かけなかったので、分布域がありそうです。
港の護岸
さぁ一本道の集落を歩いていきましょう。
土地のない集落だけれど庭を持つ家もある
板張り棧瓦葺き
ひたすら続く。地形に合わせて蛇行するのが面白いシークエンスを生み出している。
青石の石垣
山側に駆け上がる家々
背後はすぐ絶壁のエリア
ところどころ集落に奥行きがある場所がある
大島のパンフレットに書かれていた「海を渡ってくるイノシシ」だって!
昨日の日振島で遭遇したイノシシも海を渡ってきたんだろうか。
by marunouchi_no1 | 2015-12-06 20:49 | 愛媛県