海界の村を歩く 太平洋 徳之島(鹿児島県)
与論港から4時間20分、徳之島亀徳港に着きました。二等船室雑魚寝は辛いです。
ホテルに荷を置いて、亀津の夕食どころを物色。与論から来たんでとっても都会に感じます。
割と良さそうな居酒屋があった。おひとり用カウンター席があるのはありがたい。
刺身盛り合わせ→夜光貝のバターソテー→ネバリの唐揚げ→カマ塩→〆の卵かけご飯 + ビール→焼酎水割り→焼酎ロック
ネバリの唐揚げの写真を載せましょう。頭から尻尾まで食べられます。2杯目の水割りが効いた。飲んだくれました。
さて、実際は一旦東シナ海側まで走ってから反時計周りに一周しましたが、わかりやすく東西で分けてレポすることにします。
太平洋岸を亀津から北上します。写真は中心市街地亀津のやや北にある井之川集落。かつては薩摩藩の港があり御用蔵もあったそうです。
いらかぐみのurano さんが調べて紹介してくれた集落。石垣はありませんが古い民家が多く残っていそう。
この家など絶対古いでしょう。かつては茅葺ではないでしょうか。屋根瓦を赤くしてシーサーがのれば琉球と同じです。
これはまたちょっと違った屋根だけど古そう。波型折板葺の屋根。
それと建物が分棟であるのも特徴。さらに通りに面してコンクリートブロック造の付属屋が並ぶのも特徴。
コンクリートブロックの塀ですが、横ラインが出っ張っていてウマ積み。なんとも美しい。
井之川から北へ10分弱走った母間という集落。bomaと読みます。石垣が多く残っているというので行ってみた。
島内のサンゴ石の塀は、かつては多くあったそうですが、石の隙間にハブが棲みつくというので撤去されていった模様。徳之島の石積み集落は阿権が有名ですが、母間にも残っていました。
コンクリートの壁も良い味わい出てる。
母間の彩りショットです。
島の北端、金見にある観光名所ソテツトンネル。
金見集落の波型折板屋根の家並み。金属屋根でも統一感があって良いかも。
もうどっちかというと東シナ海かな。徳之島では珍しい花崗岩の海岸。
東シナ海編へ続く
by marunouchi_no1 | 2016-03-21 20:25 | 鹿児島県