ぶらり東急大井町線・池上線を歩く 戸越公園〜池上
東急沿線攻めが続きます。大岡山で終えた翌週末は、大井町線の戸越公園駅からスタート。ちなみに、東急沿線であれば、目黒線の武蔵小山、西小山、池上線の戸越銀座などが町歩きでは有名ですが、すでに終わっているのでデータベースを参照ください。
東急大井町線戸越公園駅は、1927年(昭和2年)目黒蒲田電鉄大井町線(大井町・大岡山間)の開業と同時に蛇窪駅として開業、1936年(昭和11年)に戸越公園駅と改称されました。鉄道の開通と共に周辺農村の宅地化が進行、駅から南北へ延びる道路が整備され、現在の戸越公園中央商店街・宮前商店街と戸越駅前南口商店街が形成されています。
現在の商店街の町並みには、擬石をあしらった看板建築が多くみられます。
庇に銅板を使うもの、ローマン瓦を使うものなど混在しているので、戦前から戦後にかけて建てられた町家だと思われます。戦後が歴史を持ち始めている今、50年以上前の町並みとして光始めているといえるでしょう。
駅南側の商店街です。
なんだ空中に人がいる!
商店街のイメージキャラかい。でもよく作ったなぁ。
隣の中延駅まで歩き、ここから池上線の荏原中延駅まで続くアーケード街を北上します。
東急大井町線中延駅は、1927年(昭和2年)目黒蒲田電鉄大井町線(大井町・大岡山間)の開業と同時に開業、一方東急池上線荏原中延駅も同年に開業しました。両駅を結ぶ330mに及ぶアーケード街=中延スキップロード(中延商店街)は、鉄道が敷設される以前の農村集落時代からの古い道で、周囲の住宅地とともに形成されました。
アーケードがかかる前からの看板建築も見られます。
アーケード街と荏原中延駅からさらに北へ延びる商店街はともに、昭和初期から戦後にかけての町家が残るもので、昭和レトロを味わえます。
荏原中延駅の北側にある商店街の裏街=夜の飲食店街。武蔵小山駅前にもありましたね。ディープです。
長原駅。長原駅周辺も歩きましたが、残念ながらあまりなかった。
久が原駅。ここまでくると環七というより、環八に近いよ。テーマから外れてきてるぞ!
もう一見してわかる戦後のあっさり系看板建築。
そして、池上駅へ。本門寺の門前町を歩きます。
大本山長栄山大国院本門寺は、古くより池上本門寺と呼ばれ、日蓮聖人入滅の霊場として日蓮宗の十四霊蹟寺院のひとつ、七大本山のひとつにも数えられていました。東急池上線池上駅から本門寺へ続く通りは本門寺の門前町として発展、雰囲気のある商店街を形成しています。
???なんか怪しいぞ。裏に回ると、、、
夜の飲食店街だぁ。
寺社の参拝は徒歩時代からの観光。まぁ、周辺の工業もあると思うけど、色街はあるもんだ。
寺と新呑川との間には関連の深い寺院が集まっており、橋の南側には出桁造りの寄棟屋根の古い商家があります。
by marunouchi_no1 | 2017-02-12 18:30 | 東京都