(福江新栄町通り)
福江とは東シナ海に浮かぶ五島列島最大の都市です。長崎空港から飛行機でも行けますが、便利なのは九州商船のジェットフォイル便。長崎港から1時間25分、往復10000円と割と便利です。
島里探訪の合間に、別テーマ「復興の町を歩く」に頭を切り替えて歩きます。
福江は1962年(昭和37年)ですから55年前、長崎県では過去最大の大火が発生しました。全半焼が811世帯13万㎡というものでしたが、幸いに死者はゼロでした。福江の中心市街地のほとんどを焼失してしまい、その後離島ではまれな規模の復興都市区画整理事業が実施されました。
今日は、大火で焼失しその後復興した街と大火を免れた街を比較して歩きます。
復興の街は、アーケードよろしく、昭和30~40年代の看板建築やRC造建築が純度高く並んでおりました。この一時期の純度が高い建物が町並みを形成しているというのが復興の町の共通した現象です。
見事なものです。
看板建築ばっかりじゃありませぬ。こういう建築もあります。
大火焼失区域を外れると、途端に古い町家や石塀が現れました。
被災を免れたから区画整理をしないので石塀残っているのか、武家屋敷だから密集度が低く類焼しなかったのか、どっちかわかりませんが、現象としてはそうなってます。歩いてみるもんですね。
復興都市計画地区では、二カ所に公園が整備されていました。火除け地でしょうか。
そして、外れた場所で福江川に近いところに怪しげな街が、、、
町割りから明らかに直感で旧遊廓と読みましたが、どうでしょう。ググっても出てきませんでした。
大火後の復興都市計画エリアの端っこに、美味しいと聞く寿司屋があります。GWですから予約は必須。奈留島から電話予約を入れておきました。
刺し盛り+すり身揚げ+ネギ鯖巻き+ビール1本+日本酒(司牡丹)一合=5000円弱
は安いでしょ!
20:00でネタ切れオーダーストップです。ハヤッ!