(津 大門商店街)
先週は仕事で海外出張や地方出張が重なるり、身体はヘロヘロなんですが、頑張って三重県と岐阜県の戦災復興の町を歩きます。
津市街の戦災概況図。中心市街地の戦前の町並みはほとんどが焼失しているようです。ご覧の通り、駅が中心部(大門から岩田橋にかけて)からかなり離れています。
駅周辺は、ちょこっとした店があるだけで、すぐに閑散となります。
国道23号線(現伊勢街道)は片側三車線の大通り。戦災復興都市計画によるものでしょう。
安農川を渡ると城下町から発展した旧市街。国道23号線の歩道にアーケードがかかり、幅広通りの商店街となります。一本東の旧伊勢街道を南下する。ムム、町に色気が出て来た。
これは何かが起こりそうな予感がするぞ。
「だいたて たてまち通り」
観音寺門前の町筋(旧伊勢街道)と交差する通りで、城下町の中心的市街を形成しており、豪商が並んでいたそうな。
観音寺門前のアーケード街。旧伊勢街道でずっと南に続いています。画像の場所から右へ曲がる。
すると空き地の向こうに怪しい建築がある。コリャ間違いなく夜の飲食店街でしょ。疲れを忘れてスイッチオン!
おお
きたぁ
ところで、吹き抜けに階段があるんだよね。二階にも店があるのかしら。
上は外廊下で店はなし。お店の方の生活の場ですね。
赤ちょうちんやカラオケスナックの間にイマドキの店も入ってる。
路地を抜けると、ドーン、大門商店街だ。
しぶ〜い理髪店、ライラックっていう字がいいよね。
大門商店街の両側の入口。
大門商店街の北側の飲食店街入口。
こういう空間を計画的にできたらすごいんだけどなぁ。それぞれの店が工夫を凝らすから面白くなるんでしょうね。
通路の上は屋上だから、ガラスブロックの明り取りがついてる。モダンですねぇ。
観音寺横の公園から眺める。この商店街はどこかの闇市整理で生まれたのでしょう。
旧伊勢街道のアーケード街を南下します。
かつては銀行かな。
アーケード街の南端。
国道23号線(現伊勢街道)沿いの商店街。道路幅が広すぎて、界隈性がない。
丸ノ内地区の岩田川に沿った小建築群=岩田橋商店街。これも、闇市整理かな。
川に張り出す建築群。戦災復興都市ではよくみますね。
津市街探訪を終えて四日市へ移動。ホテルに荷物を置いて、ディナーに繰り出す。
どこも和食屋や居酒屋は予約でいっぱい。賑わってます。しょうがないんで、ロコモモとビールでディナー。
明日の朝、四日市をバッチリ歩きます!