3月末に奥会津で2回転スピンしフロントを潰してしまった、わが愛車のエルグランド。地元の下郷町の修理屋さんに預けていましたが、やっとやっと修理が終わった連絡が入りました。
エンジンは無事だったもののフレームが圧縮変形していたので、エンジンルーム内の全てを一度取り外し、修正機で引っ張ってフレームを戻し、エンジンや壊れた部品の中古品を取り付けて、さぁエンジンかけようとしてもかからない、、、
何せスーパーチャージャー装着から冷却系、燃料系全てワンオフで改造してましたので、簡単にノーマルに戻らない。
しょうがないので、同型のエルグランドの解体車を一台取り寄せて、横に並べて見比べながらノーマルと異なる改造されている部品を一品一品取り外し、解体車の部品を移植したんだそうです。
これが、わがエルグランドへ部品を供給してくれた解体車。キミの臓器がわがクルマに移植され動くようになった。ありがとう!
そして、5ヶ月ぶりの再会。エルくん、ごめんな。でも、よく立ち直ったね。
みてくださいよ、この凛々しい姿。町内の道で走行テストしましたが、ハンドルのブレもなく違和感はありません。ストレートマフラーのカーンというエギゾーストサウンドも変わらないけど、過給器なしなので中高回転時のGは足りない。しかし、いいフィーリングだ。
いやぁ、苦労して治してくださった東洋車体さん、本当に感謝いたします。大事に乗り続けたいと思います。
ということで、ここ下郷から西会津を走って新潟→群馬と経由して帰ろうと思います。
画像は、走行テストの際に発見した下郷町落合集落です。いらかぐみのuranoさんも紹介している、見事な蔵座敷の古民家が見られます。
会津は蔵造りが多い地域で、通りに面して蔵を並べて自己主張する様式が多数見られる。ここは、蔵と主屋が1つ屋根の下に覆われた形態、面白いし大きく迫力があります。
山を越えて只見町にやってきた。福島県の最も西の地域です。曲り家の集落、黒谷。
街道沿いの集落にも曲り家がたくさんある。
会津の町並みはやはり濃いいなぁ。
新潟県境の田子倉湖。峠越えの国道は結構険しいです。
そんな山深いところを只見線が走っている。タマゲタ。
新潟県を経由して群馬県に抜けました。目的地は沼田の再訪です。日本一の河岸段丘上の町。画像は段丘下にある沼田駅付近から段丘を臨んだところ。高低差は60mだとか。
町へ上る坂道は3つありますが、最も険しい瀧坂を上ります。坂の途中から利根川の谷を臨む。
ここにきたかったのだ。瀧坂の大階段。冬凍結した時、滑って危ないので屋根がかかっているのでしょう。
なんで時計があるのかわかんないけど、、、
丘の上の高校に駅から通う学生さんのためかなぁ。
途中でひねってる。屋根の架構が面白いです。
階段抜けてもまだ坂道は続く。
丘の上の沼田の中心市街地。
古い町並みはさほど残ってはいませんね。
前来た時は修理中だった旧銀行の建物。
あの階段だけでも見に行く価値あるぞ。