八重山諸島に残している鳩間島を訪ねにやってきました。最初の八重山が1994年で竹富島・石垣島・西表島、2回目が2012年で波照間島・与那国島、3回目が2015年で小浜島・黒島、そして今回4回目になります。
まずは石垣島を23年ぶりに一周します。
石垣島
那覇から411km、日本列島・琉球弧の南端にある島。沖縄県の最高峰・於茂登岳(526m)の南側に平野が広がり、北部には20kmわたる半島が連なっている。年平均気温24.2℃、
市街地周辺には、伝統的な景観を形作る建物も多数ある。エメラルドグリーンの海、コバルトブルーの空に温暖な気候、これらの恵まれた自然風土と格調高い伝統文化を誇る日本最南端の自然文化都市でもある。(「シマダス」参照)
1994年の時は、旧空港から時計回りに海岸線を一周しましたが、今回は内陸部の集落から。
石垣島の内陸部はまるで北海道と見間違うような風景です。つまり近代農業で開発された農村。トウモロコシ畑とサトウキビ畑の違いかな。その真っ只中に川原集落があります。古くからの集落だそうです。
コンクリート平家建て住宅の屋根の上に細い柱がズクズク立っている。増築用でしょうか。
日産テラノが停まってた。こういうクルマがバッチリハマる風景だ!
石垣島といえばお馴染み、川平湾。2013年に川平集落を歩いた時は土砂降りで難儀しました。今日は晴れてる。
やっぱり沖縄の集落は晴れてないといけませんね。
沖縄の集落歩くと良くこのようなものを見かけます。
これ実は、高架水槽置場。現在は海水から飲み水を作っているので水不足の心配はありませんが、各家には高架水槽が常備されていました。画像は川平集落ではありませんが、時折水槽がまだ残っている集落もあります。
石垣島最北端の平久保岬。
平久保岬から宮古島との中間にある、隣の多良間島が見えるかと期待しましたが、流石に見えなかった。山の無い島だから無理もないですね。来月行く予定です。
ほぼ一周して、石垣市街に入りました。「石垣四箇(しか)」と呼ばれる旧市街を歩きます。
琉球国時代、本島の首里に次ぐ都市だったエリア。登野城、大川、石垣、新川の4つの集落の総称です。
新川(あらかわ)地区。なるほど、赤瓦の民家がありますね。
旧市街ながら閑静な住宅地という感じ。どこかに赤瓦屋根が見えているくらい、中心市街地の真ん中なのによく残っています。
手前の敷地にもあったのかな?
石垣氏庭園
フクギの屋敷林
大川地区
宮良殿内(みやらどんち)という上層役人の住宅です。
中心部の繁華街を歩きます。画像は大川の商店街。
ユーグレブモール。二本のアーケード街があります。
その真ん中にある「石垣市公設市場」
夕方だったので鮮魚など並んでいませんでしたが、那覇の牧志公設市場と同じような感じ。
周りの町並み。
そんな中にも赤瓦屋根の木造家屋がある。
美崎町の飲食店街。陸屋根RC造が並ぶ。
赤瓦ばかりではなく、このようなRC造店舗の町並みも戦後の沖縄らしさです。
裏側もまた渋くて良い。
美崎町にある居酒屋で早目の晩飯。結構飲んで食べて3000円いかなかったのは安い!
夜の石垣美崎町を徘徊。
緩やかに弧を描いているので町並み景観のシークエンスが良い。
呼び込みのオネェさんが立ってるので、キャバクラ街の取材は控えめに。
ここは銀座か那覇松山か。
やたら賑わっていたビル。屋台みたいな店がたくさん並んでた。ここにも横丁ブームか?
大川の夜
八重山の中心市街地、夜の街もさすがです。