海界の村を歩く 太平洋 初島

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(静岡県熱海市初島)

熱海港から高速艇でわずか25分、初島は相模湾に浮かぶ小さな島です。
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「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」と源実朝の和歌にも詠まれた、東西約1km、南北約600m、熱海港から約10kmの相模湾に浮かぶ小さな島。海岸線には松林が連なり自然環境に恵まれる。古くからアワビ、イセエビ、イサキなど豊富な海産物とジャガイモ、ダイコンなどの農産物によって生活が営まれてきたが、近年は離島ブームなどで島を訪れる人も増え、観光業が中心になってきている。(「シマダス」参照)
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上図のように簡単に一周できる小さな島で、北側に漁港と集落が一つ形成されています。そして、エクシブ初島クラブと初島バケーションランドなどのリゾート施設があります。
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観光客の目当てはこれらのリゾート施設がほとんどで、釣り客が5パーセントかな、集落目的は当然私一人。
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熱海からの旅客船が大きく見えるほど港はこじんまりしたもの。初島バケーションランドは1964年の高度成長期の観光ブームに乗っかって富士急が開発した施設。初島クラブはバブル期に建てられたリゾートホテル。初島クラブの方はその後経営破綻して、現在はエクシブが会員制コンドミニアムとして営業しています。静かな離島が、戦後の二つの好景気で開発された島ということ。
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港から時計回りに島を一周する通りには飲食店が並んでいます。食堂通り」というそうで、海鮮丼など島ならではの新鮮な海の幸を食すことができる。
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海岸線から約5mくらいの崖線を上ると集落のレベル。画像は途中から眺めた食堂通りの家並みの屋根。
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初島小中学校。立派な校舎でした。確かに集落には子供達が結構いましたね。
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初島小中学校の校歌ですが、なんと、阿久悠作詞、三木たかし作曲です
「地球の丸さを知る子供たち」
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集落は、1998年版シマダスデータで、175世帯・266人。港近くの平らな場所に密集しています。
江戸時代からの家は41戸あるそうで、観光化される前までは、その41戸が増えもせず減りもせず維持されてきたそうです。
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集落内のパブリックな通りにはブロックのペイブメント施されていて、家々が所狭しと並んでいます。ほとんどが戦後の住宅スタイル。
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ちょっと古そう。
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「飲物自動販売機センター」という看板がついた建物。かつては店だったのかな。
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子供達が遊んでる集落はやっぱ活気があっていいです。
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初木神社
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井戸タンクの上に島で採れた岩のりが干してった。子供たちがどこの岩で採ったのか教えてくれました。
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観光化されてますが、集落内は素朴な漁村の風景。
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集落の後ろに切り立った崖線を上ります。
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崖線の上はフラットのなっていて農地が広がって、作業小屋が点在していました。
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漁港前にある初島漁協スーパーマーケット。
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島の集落はゆっくり2周歩いても1時間で十分。時間つぶしで、古くから天草を栽培し島の名物となっている「ところてん」を食しました。
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ここ単独で来るほどの島里ではありませんが、熱海の町歩きと合わせてみてはいかがでしょう。

by marunouchi_no1 | 2018-02-04 19:48 | 静岡県  

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