(愛媛県新居浜市大島)
愛媛県の最東端に位置する新居浜市大島へ。大島は愛媛県内にも複数ありますので、ここは通称で新居大島と呼ばれています。
黒島港という小さな港から渡船が出ています。僅か15分という近さです。
新居浜市の東海上に位置する島。「新居大島」の通称がある。古代以来、燧灘唯一の良港として知られていた。伊予水軍の統領・村上義弘の生誕の地とも伝えられ、中世には水軍の根拠地となった。水軍にまつわる遺跡が島内に残されている。近世以降は長崎〜上方間の寄港地として栄え、元禄年間(1688-1704)には「金島」とうたわれるほどだった。島内は傾斜地が多く、耕地は狭い。集落は新居浜側に面した南部に密集している。気候は、瀬戸内式で多照募雨温暖型。海水浴、魚釣り、潮干狩り、ミカン狩りなど広く憩いの場になっている。島の周辺地域には、好漁場に恵まれており、漁船漁業を中心に小規模多魚種の漁業が営まれている。(「シマダス」参照) 集落は、海岸線に沿った平地にベターッと広がっている感じ。背後の斜面にも駆け上がっていません。
船着場前の古そうな民家。
海岸線と平行で一本山側に入った通りが、集落全体を貫くメインストリートです。その通りを西端から入ります。
一軒一軒、敷地には塀が巡らされている。
庭もきちんと管理されていて、裕福な島だなぁという印象。
かつては酒屋さんかな。ホーロー看板あり。
メインストリートから海へ向かう縦道。ここにも板塀が続く。
空中写真で見ても、庭を持つ敷地が多いことがわかるでしょう。耕地は少なく漁業を営んでいる家が多いそうですから、漁業で潤ったのでしょうか。
白漆喰で壁から軒まで塗り籠められた古民家。
付属屋と塀で囲まれた屋敷地。いやぁ立派なもんです。
集落の奥行きが一番深いエリア。その最奥に寺院がありました。
門前のパン屋さん。観光客も来ない島なのに、オサレなパン屋さんがある。