海界の村を歩く 東シナ海 江島

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(長崎県崎戸町江島)
崎戸諸島の真ん中にある江島(えのしま)に今日1日を捧げます。平島からの船は、江島港に朝8:32に着いた。この船が佐世保を往復してまたこの島にやってくるのが15:45だから、これから7時間13分もこの島に滞在せねばならない。しかも、外者は私一人だけのようです。
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江島
佐世保港から海路47km、崎戸港から19.6kmに位置する、花崗岩や玄武岩などの火成岩からなる平坦な島。入江は多いが浅く波が荒い。半農半漁の島で、漁港の整備が進むとともに漁業の占めるウエイトが飛躍的に高まった。ほかの九州の島と同様、古くは捕鯨漁で賑わっていたこともある。現在はイセエビの産地として名高く、世の喧騒とは無縁の平和な島である。平家落人の伝説もあり、また起源は不明だが民俗芸能「浮立(ふりゅう)」も残る。蠣浦島と同じく北緯33度線上にあるロマンの香り漂う島だ。(「シマダス」参照)
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↑画像のように、集落の規模は広く歩き甲斐がありそうです。集落は右下がフェリー乗り場。集落は東の浦と西の浦の両方にまたがっていて、間の尾根の天辺に小中学校があります。密集感はなくダラダラと広がっている状態かな。
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待合所があった。いゃ、あってよかった。
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江島の集落は思いっきりゆっくり歩いても3時間以内でしょう。つまり、この待合所で残り4時間を過ごすことになる。
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江島は鯨組の島の一つでした。ただ、名残は鯨の墓ぐらいしか残っていません(ここから歩いて大分遠くになります)。
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集落の 船着場に一番近いところ。入母屋屋根に古い瓦をのせた家がありました。
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一番多い古民家の形態は、入母屋屋根と四方下屋付き。このお宅は板壁でした。
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平島で見られたような、ごろた石の石垣石塀はあまり見られません。この家の高いコンクリート塀は見事なものですが、傍らに石塀も残っていましたので、かつては石積みだったのでしょう。
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海岸から一本の道を入ると3軒にアクセスするだけの階段二股に分かれてる。このように行き止まりが多い。
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港から尾根上の小中学校を経て西側の集落へ通じる道の一つ。大きな家が面していたから古くからのメインストリートでしょう。その途中からの眺めです。
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上記で説明したメインストリートの町並み。
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メインストリートから脇に入る。北側の斜面の等高線沿いに行く道。瓦がすぐ近くで見られて迫力がある。
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船着場の地図には商店や旅館が複数表示されていたけど、今ではこの商店が一軒だけかな。旅館はなく、民泊が最近一つできたみたい。
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東の浦に面する集落。入母屋の瓦屋根、なかなかいいでしょう。
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東と西の尾根の一番上に近いところにある郵便局。昨夜平島の新屋旅館で、泊まってた崎戸町の郵便局の局長さんと局員さんと飲んで盛り上がったんですが、平島には局があるけど、江島は委託(簡易局)だっておっしゃってました。こうして人が住んでいれば、郵便局のない島はない。日本郵政ってやっぱ大変だなぁ。
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尾根を越えて、西の集落を歩きます。路地を入って行く。石塀が続く古い佇まいですが、無住になって久しい家々が多いのには心が痛みます。
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「江島番所跡」という碑が現れた。西側がメインか?と思ってしまいますが、確かに番所跡周辺には由緒ありげな屋敷がある。
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この屋敷は番所跡の前にある。石塀といい庭といい立派です。
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西側の集落全景。かつてはもっと家があったんでしょうね。鯨漁で栄えた証なのかな、大きな集落だと思います。
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やっぱ3時間でした。高瀬商店でお茶買って、平島の新屋旅館で作ってもらった弁当を待合所の外のベンチで食べてました。そうしたらカラスが弁当を狙いに来たので、ビビって待合所の中へ入った。
時間をもてあますので、別ルートで集落をもう一周し、高瀬商店行ったら閉まってました。


by marunouchi_no1 | 2018-03-23 20:00 | 長崎県  

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