町並みWeb集団「いらかぐみ」恒例のオフ会2018年は、群馬県伊香保温泉となった。いらかぐみ結成が2003年5月の祝島(第1回オフ会)だから、今年で第16回目を数える。今年の幹事は関東組だ。
例年、2〜3月頃には日程と場所・宿の手配を済ませているのだが、今回は幹事がボケ〜っとしていて遅れてしまい、慌てて呼びかけ、西日本のメンバーには馴染みの薄い群馬県となり、古い旅館と町並みがある伊香保温泉となった。「なんだか最近温泉が多いなぁ」と言われそうだが、町並みの中にある古い建物に泊まろうとすると、温泉街になる確率が高くなるのでご容赦願いたい。
ここでは、幹事長を務めたわたくし万訪の行程を中心にレポする。
6/9土の9:00頃、東京の天王洲アイル駅で岡山から着たYasukoさんと合流して、万訪号(マイカー)で関越道を北進。17号バイパス月夜野IC近くの「あすかという洋食屋さんでランチ、地元の女性客で賑わっていた。そして、広島→秩父→高崎とやってきた孫右衛門さんと上毛高原駅で合流。
(箕輪)
西日本の2人が未踏の旧三国街道沿いにある須川→布施→今宿→箕輪→月夜野→塚原を散策する。画像の箕輪は養蚕で生まれた多層民家集落だが、その強烈な形態にビックリされていた。
(沼田:孫右衛門さん)
日本一の河岸段丘の街である沼田。段差にあるこの屋根付き階段を登る(万訪は登らず上で待つ)。
こうして、17:00過ぎに伊香保温泉の老舗旅館である横手館に到着。窓から七ちょめさんに迎えられる。
皆一風呂浴びて三階の大広間に集合。料理に舌鼓を打ちつつ、明るい仲居さんとの話も弾む。
実は今回、いらかぐみ8名のメンバーが全員揃っての初めてのオフ会となった。何の話題で盛り上がったか忘れてしまったが、一次会から結構呑んだ。
下駄を鳴らして夜の温泉街をプチ散策。いい気分だ。
二次会は部屋に帰って地酒を楽しむ。町並み探訪のトラブル話で盛り上がる。みんないろんな体験してますね。
今回の宿となった横手館は、大正期の建物。近代的な旅館も多い中、昔ながらの風情のある旅館で、サービス、食事、お風呂など、とてもよい宿だった。何度も泊まりに行きたくなる旅館だ。
6/10日は、恒例のメンバー全員による早朝散策。逆にいうと、2日目早朝しかみんなで歩かないのがいらかぐみ。面白いでしょ。
忘れないように、まずは玄関前で記念撮影だ。
階段沿いに形成された伊香保温泉の町並み。実はその両側にクネクネした道路が通されていて
、今回そこの町並みも面白いなぁと再認識した。
みんなで歩くと、「こんな建物があったんだ」と新たな発見もある。それがオフ会の面白いところなのである。
(郷原)
9:00には一年後の再会を約束して解散。万訪号には、YasukoさんとKさんが同乗、クルマで来ているurano さんとともに、榛名山を越えて吾妻川沿いの郷原へ。
ここは大きな養蚕農家が並ぶ集落で、皆さんその迫力に圧倒されていた。
大きな民家の前にある不思議な小屋。雨の中、Kさんスケッチするには最高の場所だ!と会話。
(郷原:Kさん)
画像は、Kさんが帰宅後写真からおこしたスケッチ。流石です。
(草津温泉)
郷原でuranoさんと別れた3人は草津温泉へ。湯畑(ゆばたけ)という大源泉の周りに形成された町並みを歩く。
雨の中でも果敢にスケッチに取り組むKさん。やっぱこの方凄いです。
最後の探訪地は、四万温泉。県の指定文化財にもなっている積善館とレトロな町並みを堪能。渋滞を避けて早目に東京へ戻った。
一方、各メンバーはそれぞれ旅を続ける。〈記:万訪〉