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海界の村を歩く 日本海 蓋井島

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昨夕、孫右衛門さんと柳井で夕食をご一緒した後、一気に150km走って下関市豊北町神田まで移動した。角島大橋の袂近くのペンションに泊まり、早朝から活動開始。
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角島は日本海に浮かぶ島だが、2000年に架橋されたため今は離島ではない。北前船の寄港地でもあったらしく、集落に期待した。
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角島灯台。明治9年に建てられたわが国の名灯台の一つ、「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による最後の作だそうでで、日本海では初めての洋式灯台だとか。
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角島の港。さすがに日本海に面する本州の曲がり角みたいなところにあるため風が強く、ドローンは飛ばせない。
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角島灯台が花崗岩でできていたが、集落の方も石垣が特徴である。
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続く煉瓦塀
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ただ、集落的にはあまり面白くはなかった。橋で渡れると評価が下がる。
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角島大橋。絶大な観光名所で、朝から多くの人たちが見物に訪れていた。
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角島からやや南へ移動したところにある矢玉という町を歩く。何の前情報もなかった町だが、空中写真で見て密集度に魅かれた。
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表通りは普通なれど、
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そこから一歩入るとこんな路地が続く。漁村として栄えたのであろう。
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加藤味噌醸造所
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川を挟んだ左側の一角、すごい密集度でしょ。ここを歩いてみたかった。
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川沿いはこんな感じ。
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中はこんな感じ。割と整然と区画されてたので、古い町ではないのでしょう。
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豊浦室津の町を歩く。この町も北前船の寄港地だった港町。
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海岸線に沿った一本道。
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古そうな民家を発見。
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なまこ壁を発見。
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なまこ壁の家の表側。
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ポツポツと古い家が見られる。
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そして、鏝絵の家が数軒あった。
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港町として栄えたということかな?
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吉見港 13:30発の船で蓋井島へ渡る。「ふたおいじま」と読む。
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昨日の瀬戸内海は穏やかだったが、さすが日本海、波は高い。
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高速艇で40分。日本海の響灘に浮かぶ蓋井島に着いた。
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下関市吉母の北西約6kmの響灘にある。けわしい岩石海岸が続き、東南部の湾頭にある砂浜から山の斜面となっている。古代の集落遺構が発掘された筏石遺跡や、土器などが出土した遺跡もある。昭和10年代には、下関要塞の要として蓋井島砲台が構築された。国の重要有形民俗文化財に指定されている「山の神の森」では、7年目ごとに山の神の神事が催される。島の周囲は水産資源に恵まれ、定置網や一本釣りなどで、アワビ、サザエ、イカ、ブリが水揚げされている。神功皇后がこの島の水を「よき水」とほめられ、その後は蓋で覆ったことから、島名がついたといわれている。(「シマダス」参照)
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この島の特徴は、なんといっても赤瓦で、空中写真で見た時から行ってみたいと思っていた。日本海に浮かぶ山口県の島は皆赤瓦である。
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港から上がってくるメインストリート
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赤瓦と銅板の緑青がいい感じだ。
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割と家々の配置が規則正しい。雛壇状に宅地化されているからか。壁に鶴亀の鏝絵があった。
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そそり立つ民家
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鮮やかな赤
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屋敷構えは外周に建物を巡らす中庭型。斜面だし、吹き付ける風が強いのであろう。
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この日も風が強くドローンは飛ばせなかった。
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by marunouchi_no1 | 2018-10-06 20:00 | 山口県  

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