(沖縄県本部町水納島)
沖縄本島の北西部、本部町沖の東シナ海に浮かぶ小さな島「水納島(みんなじま)」へ渡ります。沖縄県内にある定期船でいける有人島の最後が、この水納島になりました。
水納島本部半島の西方約7kmに位置する標高12mと低平な隆起珊瑚礁の島。島の東から北にかけて連なる純白の砂丘、島を取り巻くように発達したサンゴ礁、エメラルドグリーンの海の美しさは、観光沖縄のキャッチフレーズ「海と空の美しさ」を象徴する景観だ。「クロワッサンアイランド」として沖縄の観光ポスターなどにもよく登場する。かつては、島全体がメンナノ御嶽として聖域となっていた。島内からは1000〜1500年前のものとみられる貝塚が発見されているが、明治23年、瀬底島の製糖組が開発するまでは無人島だった。同36年頃か瀬底島から13戸が移住、集落が形づくられた。現在は、ニンジン・スイカなどの栽培と畜産が営まれている。島名は文献によると「井泉皆無なり、島名これによって起こるか」とあり、水のない島ということから名づけられたようだ。(「シマダス」参照)
渡久地港。今年の1月に伊江島探訪で本部に来た時、冬だったので1日3便、水納島に渡れませんでした。
ところが夏は1日10便、簡単に日帰りができます。
城山のある伊江島の島影。
水納島港は水納ビーチの中。「マリンレジャーの島」という印象です。
クロワッサン島と呼ばれる島の形。集落は島の真ん中の高いところにあります。瀬底島から移住した人々が作った集落の名は瀬底です。
水納島瀬底集落の町並み。集落がマリンレジャーランドという感じで、水着姿の人たちが歩き回っています。
水納島瀬底集落の民家。
セメント瓦
鉄筋コンクリート壁で補強した家。木造民家の外壁の主に四隅を鉄筋コンクリート壁で補強しています。
水納島瀬底集落の町並み。
水納島瀬底集落の町並み。
宿泊施設のログハウス。集落は小さくあっという間に終わった。
本部町水納島小中学校 Googleマップでみると、島の西端の集落から離れた場所に不可解な建物がある。屋根がなく廃墟のようにも見える。行ってみよう。
???
上屋がなく基礎だけ?だけど上屋のある場所もあって中に牛がいる!そうか牛舎でしたか。画像の水の溜まっているところは餌場。一部の上屋が撤去されているということでした。
クロワッサンの内側のビーチ。マップに名前がない。ということで、道標には「名もなきビーチ」とありました。
画像は青空ですが、実はここで大雨に。残念ながらドローン空撮はできませんでした。
本部に戻ってランチ。有名な「きしもと食堂」本店は長蛇の列、ちょっと離れた八重岳店に入りました。面がシコシコしていて美味かった!