(東京都奥多摩町留浦奥)
前回「天界の村を歩く2 南アルプス 大井川」より
GW8日間を使って、群馬県南牧村から埼玉県、山梨県、長野県、静岡県と、関東山地・南アルプスの山岳集落を巡りました。途中1日雨に降られたため、家から一番近い奥多摩をカットし、後日行こうと思っていましたが、やはり残しておくのは気持ちが悪いので、GW最終日に疲れた身体にムチ打って出かけることにしました。 画像は、「天界の村を歩く1」(2007年)で始めて出会った時の写真。東京にも一級品の天界の山岳集落があったんだと感動したことを覚えています。
今回は、空撮と歩き動画撮影が目的です。
峰谷川は多摩川の支流で、現在は奥多摩湖にそそぐ川ですが、その流域の集落は都内最奥部の集落ということになります。背後には2000m級の関東山地の山々がそびえ、谷は相当に深く感じます。奥多摩湖に近いエリアでは谷底に見られる集落も、峰谷川をさかのぼっていくと山の天辺に立地が移動していきます。そこには峰と奥という2つの集落があります。
文字通り一番奥にある奥集落を空撮しました。
この建物、2007年に見た時はちゃんとしていた印象ですが、無住になってしまったのか、バルコニーが崩れかなり痛んでいるようです。
蔵は健在。
奥多摩の集落はどこへ行っても、このような河原の丸石で築いた石垣が美しいです。