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カテゴリ:長野県( 10 )

 

天界の村を歩く2 南アルプス 遠山川

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(長野県飯田市上村下栗本村)

前回「天界の村を歩く2 南アルプス 小渋川」より

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「天界(あまさか)の村」の東日本最大の見せ場である遠山郷(旧上村・旧南信濃村)です。画像は1985年の下栗本村。わたくし万訪が集落探訪を始めるきっかけとなった「集落探訪のふるさと」です。その経緯は、「天界の村を歩く1」で滔々と語っているので、そちらをご覧ください。
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/04rensai-page/rensai2.htm
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飯田のホテルを早朝4時に出発して、下栗本村・半場地区の一番高いところにある駐車場に5時台に到着しました。下栗は、私が最初に訪れた34年前、民俗学者の中でこそ知られていましたが、観光とは無縁でした。しかし、今では「天空の里・下栗」として有名、日中は多くの観光客が訪れます。
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したがって、人っ子ひとりいない時間にドローン空撮する必要があります。早速、2本飛ばしました。集落の標高の高さと本村と半場の形態の違いがよくわかります。
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駐車場(分校跡)から30分ほど歩いたビュースポットから。本村地区を横に眺めることができます。
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さて、集落の一番上にある駐車場から最下部まで往復しましょう。本村・半場は、最下部の家が標高約870m、最上部の分校跡で標高約1070m、高低差約200mの斜面上集落で、20度から30度の南向き緩斜面にへばりつくように形成されています。直下の遠山川が標高約570mだから、谷底から300~500mの高さになります。
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半場の町並み。半場本村の間には拾五社大明神があり、上下で集落形態が異なっています。最初に訪れた時、郷土史家の方が、半場集落の方が蔵が少なく新しいのではないかとおっしゃっていました。
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半場地区の古民家。以前、外部から来た芸術家が住んでいたと聞きました(下)。今は改修されながらも、地域の施設として使われているようです(上)。
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半場集落。まさに山岳集落!
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奇祭「霜月祭」の行われる神社のひとつである拾五社大明神。
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神社下にある「井戸端」という屋号の家。その名のごとく、井戸の側にある家で、集落形成の原点的存在です。34年前は宿を営まれており、当時はこの家に宿泊しました。
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井戸端の秋葉信仰の石碑。
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井戸端より下は急斜面上に雛壇を形成し、その間を道路がヘアピンカーブを描きながら縫って行きます。
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屋敷地の奥行きが限られているため、主屋と付属屋が一列に並びます。
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蔵を備えた家。
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下から見上げた本村の家並み。すごいなぁ。
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本村から遠山川の上流方向隣にある屋敷・小野地区。1985年の写真です。
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屋敷・小野地区。
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遠山谷最奥の大野集落(右手前)から下流方向を眺め空撮。遠山川右岸斜面高いところに、小野、屋敷、本村・半場と続きます。
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下栗集落の起源については、平家の落人伝説、甲斐の国からの移民説など諸説あります。後者では、甲斐の国からやってきて最初に大野に住み付き、次第に本村へ移っていったというもの。
1985年の大野集落。板葺き石置き屋根が残っていました。
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ハザと言われる農作物の干し台。
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川に沿って下ります。下栗本村よりやや下流に下栗須沢という小さな集落があります。斜度では本村よりきついと思います。
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下栗の各集落は、南アルプスの主峰・大沢岳から分岐した尾根上にある炭焼山の斜面上に分布しているわけですが、一番西にある中根地区だけは旧南信濃村に属します。遠山川と支流・上村川との分流点に向かって、炭焼山頂から真っ直ぐに下る尾根上に形成されているのが中根集落です。今までずっとスルーし続けてきましたので、今回初取材です。とにかく尾根の頂に延々と続くので、高低差380m、全長なんと2.5kmの非常に長い山岳集落です。画像は上中根の空撮。
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画像は下中根の空撮。遠山川の分流点に向かって尾根が下り、その上に集落が形成されている様子がわかるでしょうか。
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上中根を歩いてみると意外なほど広々緩やかでした。
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主屋と蔵が一列に並んでいてくっついています。この地域の古民家の形態。
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農作物を干し掛けするハザという木組み。
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板倉が残っていました。
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農作物を売っている無人売り場。
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上中根。
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下中根。これだけ高低差があり長く家々が点在していると、歩こうという気は起こりません。クルマで取材です。
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遠山川の谷に下ります。遠山郷の中心集落である旧南信濃村和田。秋葉街道の宿場町でした。
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遠山川最後は南信濃村此田です。
旧秋葉街道にあたる国道152号線は、和田から八重河内川・小嵐川に沿って南下し青崩峠手前で車道が分断されています。静岡県浜松市(旧水窪町)へは、隣の兵越峠で県境を越えることができますが、その手前にあるのが八重河内此田集落で、小嵐川谷を見下ろす見事な天界の村です。
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斜面には茶畑が広がっており、遠江国に近いことを意識させられます。
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谷の向かいの山が土砂崩れしており、集落の背景として印象的です。
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大きな2階屋がありました。かつて宿を営んでいたと思われる建物。
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ここにも板倉あり。
さぁ、この後は静岡県に入り、南アルプスの南部にある天界の村を歩きます。

by marunouchi_no1 | 2019-05-02 20:00 | 長野県  

天界の村を歩く2 南アルプス 三峰川・小渋川

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(長野県大鹿村釜沢)

前回「天界の村を歩く2 南アルプス 富士川」より

動画  https://youtu.be/ddJ7z5lyD3A
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やってきたのは南アルプス西部にある伊那市長谷(旧長谷村)、ここから中央構造線に沿って、南アルプスと伊那山脈の間を南下していきます。
旧長谷村は天竜川の支流・三峰川水系の谷が刻んでいますが、この後訪れる大鹿村・旧上村・旧南信濃村に比較して谷が広く緩やかな丘陵地が多いように思います。丘陵地上の集落のうち、黒川谷最奥の黒河内集落を訪ねます。
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黒河内集落。
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河原の丸石を積み上げた石垣。
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各家はあまり大きな主屋ではありませんが、蔵を脇に備えています。ほとんどの蔵が漆喰が落ちてしまっています。本来は右のようにナマコ壁でしょうか。
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蔵の位置は右左法則性はなさそうです。ナマコ壁の代わりの金属板の腰巻。
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棟方向を主屋と平行にした蔵。この平入りの形態は、遠山郷(旧上村・旧南信濃村)の古い民家に共通していると思われます。
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蔵が主屋と棟方向を変えながら、同一屋根で覆っている民家。珍しいですね。
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一旦山を下り伊那市街で1泊した後出直し、旧長谷村から大鹿村へ分杭峠を越えました。
上の画像は、大鹿村を縦走する中央構造線の図。天竜川の支流・小渋川の刻んだ谷は地滑り地域で、1961年の集中豪雨では甚大な被害を受けました。
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小渋川の支流・塩川谷の北側、南斜面に形成された梨原集落と沢井集落を歩きます。画像は梨原。
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標高1000〜1100mに分布しています。
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家々は集中しておらず、畑地を挟んで離れています。
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集落の最上部に城郭のような石垣を築いた屋敷がありました。
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この家は、かつて梨原集落の名主を勤めた家だったそうです。
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梨原集落から上流側隣にある沢井集落。標高1000〜1200mに分布しています。
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この集落も梨原同様に家々が畑地の中に点在している形態です。
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集落の中程にナマコ壁の蔵を備えた大きな屋敷がありました。
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梨原の旧名主家と同様に、この地域らしい上層民家の主屋が残っていました。無住になってしばらく経っている様子です。
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屋根勾配の緩やかな元板葺き切妻妻入の主屋。
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大きな2階屋。
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集会所の前の掲示板に「大鹿歌舞伎 春の公演」のポスターが貼られていました。大鹿村は農村歌舞伎が有名ですが、ちゃんと続けられているのですね。
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弘法大師ゆかりの伝説のある古木「逆イチョウ」(大鹿村指定天然記念物)へ向かう道。人の家の前庭を横切る感じです。
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逆イチョウの前の神社。
沢井集落を歩き終わったところで、梨原・沢井集落を空撮するためドローン飛ばしました。ところが急に雨が降り出した。慌てて帰還させたら、数分後に土砂降り。危ない危ない。
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小渋川上流部の沢戸集落。土砂降りのため、クルマの窓からパシャ!
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上蔵(わぞ)集落。「公園場」という上蔵集落を俯瞰するビュースポットにて。大雨で残念です。
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雨は止む見通しがなさそうなので上蔵を見た後、飯田市街のホテルへ引き揚げました。ところが、地形図を見直したら小渋川の最奥にもう1つ天界の村があるではないか! 翌日、旧上村を取材した後、もう一度大鹿村へ向かいました。
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小渋川最奥の釜沢集落。小渋川の谷へ下る南斜面上に形成されています。小渋川はこの集落の下で二股に分かれてており、それぞれの谷の先には南アルプスの主峰を拝む事ができます。
画像は烏帽子岳(2726m)・小河内岳(2802m)。
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こちらは赤石岳(3131m)。
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釜沢最上部にある屋敷。
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釜沢の町並み。
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南アルプスは前衛の山があるためかなり上流にまで入らないと姿を現しません。そのような場所にあり、主峰の稜線を眺める釜沢集落は素晴らしい立地と思います。

by marunouchi_no1 | 2019-05-01 20:00 | 長野県  

遊里と復興の町を歩く 伊那

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(長野県伊那市)
動画  https://youtu.be/2HakHlak0y8

「天界の村を歩く」というテーマで関東山地、南アルプス東部を終え、甲州街道を北上し茅野から杖突峠を越えて南アルプス西部に移動しました。ここで伊那市長谷(旧長谷村)の山岳集落を取材しましたが、次回の大鹿村と合わせてレポートします。
伊那北駅前のホテルに泊まり、夕食をとるために町に繰り出しました。
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食事の後、街を徘徊。あらかじめ調べていた、「有楽街」というアーケード街を見に。伊那市駅と伊那北駅のちょうど中間です。なんでここにという場所です。
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わずか50mくらいのアーケード街を抜けると、高遠へ通じる金沢街道で、歩道上に屋根のかかった「サンモール入舟」商店街です。
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金沢街道と国道153号線との交差点「入舟」の地下道入口。わざわざ地下道を造る場所でもないのに。でもこの入舟交差点こそ、かつて川港があった場所でした。
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サンモール入舟を過ぎると夜の飲食店街。その中にレトロな建物を活用した居酒屋がありました。玄関に「橋場歯科」とありました。
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小沢川沿いの建物内の通り抜け路地、スナック街です。
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川向かいに怪しげな建物がある。錦町の入口。
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さらに伊那市駅方面に行くとまた怪しげな建物を発見。うーむ、これは遊里に違いない。
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ググってみると「錦町新地」という夜の飲食店街でした。
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JR飯田線の西側を平行する通り町商店街。何気ない地方都市のアーケード街と思いきや、建物の形に注目!洋風看板建築がズラリと並んでいるではありませんか!これはちゃんと取材せにゃあかん!
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小沢川から眺める中央アルプス(上上)と南アルプス(上)。天気が回復したんで山に行きたいけれど、伊那をやり過ごす訳にはいきません。
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昨夜見つけた怪しげな建物。これはかつて妓楼だったようで、現在は「くろねこ」という蕎麦屋さんです。
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色気のある窓。
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色気のある柱。よく残ってるなぁと感心します。そこから錦町に入っていく。
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「旭座」名前からして劇場なのか映画館なのか。昨夜は暗くてよく見えませんでしたが、赤い屋根が片側だけについている?ではなく左手前の建物が当初はなかったのでしょう、左右対称だと思われます。
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裏にある「旭座2」。こっちはかつては成人映画館だったようですが、今はお子様向け映画館。
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なるほど、「錦町楽天地」って言われていたんだ。歓楽街の代名詞。
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信州らしくナマコ壁の蔵があった。ここを抜けると昨夜興奮した錦町新地があります。
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変わった看板建築。
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伊那市駅南の踏切近くにある漆原醸造所。
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JR飯田線と通り町商店街を横切って西へ。ここにも料亭らしき建物あり。工業都市として戦後賑わったのでしょう。
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銭湯「菊の湯」
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そして、昨夜びっくりした洋風看板建築群。夜見た時はあまりにも時代が揃っているので、ショッピングセンターのファサードをわざとレトロに造ったものではないかと疑いましたが、これは紛れも無い戦前の建物です。
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これは、大正8年に大火があり、その復興建築であるため、同時代、つまり大正期の様式になっていると思われます。
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「橋場歯科」の居酒屋。看板じゃないですね。
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入舟有楽街アーケード。さて、ここから東へ天竜川を渡って金沢街道沿いの町並みを歩きます。
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伊那古町というこの商店街は、サンモール入舟の川向こうに位置します。
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見事な看板建築の町並み。
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後ろには庭と蔵が備わっています。
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伊那古町の看板建築ですが、通り町商店街の古典様式系のものとは異なり、全てが装飾を廃したモダニズム系です。しかしモルタル洗い出しではなく銅板金だ。モダニズム+銅板金は、看板建築のふるさとである東京ではあまり多く見られません。また、後ろへの片流れなので、前面のオデコが大きいのも特徴です。
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看板ではない町家がありました。でも外装は銅板。
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モダニズム+銅板金の看板建築
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銅板の緑青が美しい商店。段々になっているのは屋根の形が片流れのため。

伊那にこんなレトロな町並みが残っていたとは、今まで気づかなかった。思わぬ出会いに感謝です。

by marunouchi_no1 | 2019-05-01 12:00 | 長野県  

復興の町を歩く 飯田(長野県)

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(飯田の裏界線)
長野県の北端に近い飯山に居ます。これから、南端に近い飯田まで長野県を縦断します。
ところが、自身の飯山のDataBaseを見てみると写真が2枚しかない。これじゃあかんと、飯山発の北陸新幹線を一本遅らせて、飯山を歩くことにしました。
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先ず、飯山駅から旧飯山街道の端っこまで移動。雪国らしく融雪装置がある道、赤錆で道路が真っ赤です。
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かつてはずらっと雁木が連なって居たと思われますが、今やトビトビ。前回2000年に歩いた時から、さらに減った気がします。
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でも、まだこの繋がっている見どころは失われていなかった。よかったぁ。新幹線が通じても、この旧飯山街道沿はあまり整備されていません。
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今時の雁木=アーケードの中心市街地。
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旧飯山街道は、飯山線を渡って山裾を北東へ向かいっています。そこに「雁木通り」という今までしらなかった町並みがありました。
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ここは、城下町の中の寺町で、仏壇屋がズラリと並んでいます。そして、雁木は全て新しいもの。こここそ、新幹線開業に合わせて整備したような町並みです。新しいけれど中々良い!データベースには独立して載せましょう。
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山裾には寺が沢山ある。
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北飯山駅から飯山線に一駅分乗りました。
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飯山駅で昼メシの「おやき」を買って、さぁ信州縦断だ!
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飯田に着きました。4時間強。飯田線の岡谷〜飯田が2時間かかりました。駅数は多いし、スピードは鈍いし。帰りは高速バスにして正解だ。
駅前のラーメン屋さんでランチの後半戦。若い人が始めたラーメン屋さんで、オーソドックスな感じでGoodでした。
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飯田の市街地は、天竜川と支流の刻んだ河岸段丘の上にあります。ですから、周りが崖で囲まれている。飯田駅から段丘の先端の飯田城址に向かって、街を練り歩きます。
飯田大火は1947年(昭和22年)に発生しました。中心部約60万平米が焼失してしまいました。
↓下記Wikiに掲載されている空中写真で薄いところが焼失エリアです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E7%94%B0%E5%A4%A7%E7%81%AB
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復興のまちづくりは、大火の教訓を生かしたものでした。市街地を4分割するように延焼を食い止める大通りを十字に整備したこと。
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そして、もう1つが「裏界線」という幅2mの避難路を街区の中央につくりました。面する敷地の一部を提供し合っているようです。
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さて、駅を出て街を歩きましょう。駅近くにある栄小路という飲食店街。
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旧大平街道知久町の町並み。アーケードに看板建築の町並みが形成されています。
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知久町1丁目には、知久1横丁という一角があり、なまこ壁の蔵が並んでいました。
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裏界線を挟んで建つなまこ壁の蔵
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銀座通りと知久町通り(旧大平街道)の交差点=銀座四五交差点。木村屋さん、大火前っぽい。
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銀座四五交差点のすぐ北は台地の縁です。視界が開けた。
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眼下の町。酒屋があるのかな?中々良さそうな町並みに見えるけど、このクソ暑い中、あそこへ降りる気が起きない。
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河岸段丘の尾根線の先っぽ。かつては、飯田城の中。飯田市立追手町小学校の立派な校舎は、大火前だ。
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飯田市立博物館。原広司設計のポストモダン。何度か見に来たなぁ。かなり年季が入って来ております。
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尾根道の北側もすぐに絶壁になっている。谷の向こうにはもう1つの市街地の台地があって、斜面に建物がへばりついている。
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丘上の合同庁舎裏から見る。斜面の建物、どうやら崖屋造りの木造三階建てのようです。造りが旅館や妓楼っぽい。コリャあやしいぞ。
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ん?
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おおっ!
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コリャ遊里でしょう。
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ほらぁ、飯田市くつわ小路だって。
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建物と建物の間には、谷に降りる階段がある。コワイ。
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となると、丘の上はなんだぁ?
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馬場町通りという崖上の通りには飲食店が多い。
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営業してなさそうだけど、あやしい意匠。
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仕出し屋もある
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実はこの丘の上には二本松遊郭=飯田遊郭がありました。「全国遊郭案内」によれば、貸座敷10軒、娼妓110名を数えたといいます。今や面影は無し。
遊郭の近くに形成されている崖中のくつわ小路は、おそらくブルーラインだったのでしょう。
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谷の北側の台地上の町は大火を免れました。馬場町の一本北側の仲の町は、古い建物が残っています。
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飯田の中心市街地の中ではこのあたりだけかな。
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銀座通りに戻って来ました。
こうして一周してみると、飯田の特徴はなんといっても地形。それが、大火、遊里云々に影響しているのです。















by marunouchi_no1 | 2017-08-06 20:46 | 長野県  

北信濃ぶらり?がっつり!

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週末、長野県の飯山北竜湖に仕事関係で行くことになりました。休日扱いですし、折角の信州なので、どこかをぶらりしようか。始電の北陸新幹線かがやき501号は、大宮から長野までノンストップ、7:38に着きました。
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長野電鉄長野駅は地下ホームです。前にも乗ったことあるけど、地下だったかなぁ。車両が東急のステンレスカーのお古でした。
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信州中野で下車。とてつもなく強い日射しです。堪らず準備していたUVカット仕様の晴雨両用の傘を出します。裏地が真っ黒。
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信州中野の古い町並みは、駅からかなり離れています。航空写真でもマトを絞るのが難しかったですが、歩きながら経験でたどり着くパターン。
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このあたりでしょう。
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大通りは拡幅されていて一軒以外は残っていない。その一本東側の通りになります。
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一階の軒が深い。新潟に近い多雪地域なだけに、雁木のような空間。
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これは戦後の不燃建築ですが、同じようにキャンティ(片持)の雁木空間が形成されていました。
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バルコニーのようになっている銅板扉。細やかなデザインがいい。
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ナマコ壁は信州全体に見られる特徴
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こういう現代建築もデザインによって古い建物と呼応します。上手なデザインだと思います。
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大通りのモダン商店
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大通りの今度は一本西側の通り。座敷蔵。
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そして、夜の飲食店街。数軒の料亭がありました。スナックも。
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帰りの長野電鉄を待っていると、、、何と成田エクスプレスではありませんか。
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須坂駅。地下鉄日比谷線の車両も走ってる。
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特急で長野駅の1つ手前の権堂駅で下車。地下駅から地上に出ると、東西に一本商店街が走っています。権堂駅から東は夜の飲食店街=鶴賀
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かつてはこの先に遊郭がありました。長野市の遊郭は最初権堂にあったそうで、それが東の鶴賀に移転したとか。
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遊郭の名残はないですが、夜の街の風情はあります。
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権堂のアーケード街。ちょうど七夕祭りの飾り付けがされていました。
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レトロな映画館。
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アーケードから横の道に入ると蔵造りの建物がちらほら。
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善光寺へ向かう参道の町並み。
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整備されて久しいですが、良いですね。
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最近は長野も街中にマンションが建つようになりました。足元を伝統的な町並みに合わせてる。
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猛暑にもかかわらず、多くの観光客が歩いてました。しかも外国人が多い。
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善光寺大門バス停から戸隠へ向かいます。
⇧中社の大鳥居。神社には参らず、蕎麦食って集落探訪です。
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中社前には門前町がある。
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立派な門や玄関を備えた大屋根の建物が並んでいます。
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中社から飯綱方面へ2kmほど下る。
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戸隠神社宝光社とその門前町があります。
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なかなか良い町並みです。
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茅葺き屋根も良く手入れされています。
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2日目朝、糸魚川駅4番線ホーム。これから大糸線南小谷駅を目指します。南小谷といえば、中央線あずさ号が乗り入れた場合の終着駅。しかし、北陸新幹線ができた今、糸魚川まわりの方が早いのです。時代が変わりましたね。
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南小谷から南へ村道をテクテク行くと左側に道が分岐しこの標識が立っています。車道がなく、徒歩でしか行けない山村=真木集落へとつづく道。
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分岐点から90分とありますが、往路は7割方登り、かなりキツイ。
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そして、熊に注意!
熊に存在を知らせる鈴がないので、スマホで思いっきりミュージックを流しながら登っていきます。
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熊が水を飲みにきそうな沢で獣の匂いがした。ヤバイです。ビビリました。
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歩くこと100分。見えてきました真木集落。
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柵がしてある。飼っている動物が逃げ出さないようにしているのかな?
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ドーンと大きな古民家=共働学舎。半自給自足の共同生活をしている。真木集落は約30年前に一旦廃村になりました。その後、共働学舎の人たちが暮らすようになりました。
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30年前といえば、クルマで行けない集落がまだありました。私も探訪始めた頃、そういう集落に行ったことがあります。でも、今では珍しいです。
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大きな二階建ては養蚕農家の名残です。茅葺き屋根もさることながら、メンテが大変でしょうね。
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この2棟は蔵です。ダブルスキンファサード。
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背景は北アルプス。
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学舎の前庭でゆっくり休んでたら、番犬に見つかってしまった。ツカツカやってきて私を追い返そうとする。犬相手ですが迷惑そうなのでサッサと退散します。
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復路は下りが多いので、無休で歩き70分で南小谷駅に戻ってしまった。この後、千国街道の千国集落を30年ぶりに歩こうと計画していましたが、もう脚が笑ってて無理です。駅前の食堂でカツ丼食べて早いけど松本へ。
ちなみに信州のカツ丼は煮てません。それがまた絶品の美味しさ。マジ美味い!
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松本でゆっくりしましょう。まずは、女鳥羽川のほとりにある珈琲まるもへ。私の35年来の行きつけの店。
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クールダウンです。
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日が落ちてやっと涼しくなってきた。大手界隈を歩きます。
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そうだ⇧このレンガ造の民家がついに取り壊されるかもしれないと聞いてた。どうなっただろう。
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おおっ、なくなってもうた。
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交差点の角に壁の一部が残置されてた。惜しかったなぁ。
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蕎麦のこばやしで一杯飲んで、最後に夜景を撮りながら松本ぶらり
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こんな横丁あったんだ。夜だから気づく。休日だから賑わいはないが。
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白壁通りの黒壁の店蔵
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はぁ、濃い二日間が終わりました。最終のあずさで帰ります。













by marunouchi_no1 | 2016-08-07 16:53 | 長野県  

気まぐれ旅 南信

7月の連休。日曜日に思い立って旅に出ました。家を出たのが15:30だから、今日は移動して何処かの街に泊まるだけ。
さてどこ行こうか。
「そうだ、カリカリ鰻を食べよう」ということで、岐阜県多治見へ。
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ところが、音羽蒲郡で渋滞。25分ロスすること、カーナビの到着予定時間は19:57。おい!鰻屋終わっちゃってよ。
渋滞抜けたら飛ばしましたぁ。店着が19:23だからがんばったでしょ003.gif
やっぱり、多治見の鰻は旨いや。
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月曜日は夜中の3:00に目が覚めたらもう眠れません。4:00に多治見インター近くのビジネスホテルを出ました。

恵那ICで中央道を降りて、岩村方面へ。
途中岩村の旧市街を通ったら、伝統的建造物保存地区として整備が進んでいるから、以前より飛躍的に町並みが伸びたように思いました。

さて、早朝第一弾は、根羽村根羽。
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正直言って、町並みそのものは対したこと無いですが、朝だから気持ちいい!
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三洲街道を北へ走ると平谷です。
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マイナーながら、街道の交差点で発展した町並み。かつての賑わいなど微塵も感じられませんが、軒をわずかに揃えた一角あり。
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平谷峠を越えると土地はグッと低くなります。平谷が高い場所にあった証拠。売木の街は寂れまくっていて、一軒の旅館だけが往時を忍ばせていました。
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売木峠を東へ。このあたりはダラダラと山と谷が四方八方に広がっている地形なので、捉えどころが無い。阿南町新野かか遠州街道をしばし北上し、途中で浪合へ向かう道へ折れる。これが超狭い谷道。いつ落石があってもおかしくない005.gif

最後は浪合です。寄り道をしちゃいましたが、根羽→平谷→浪合と三洲街道沿いの町並み。
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ところが切妻平入りだった町並みが切妻妻入りに変わった!つまり、伊那谷のスタイルになったわけです。ダラダラとした山地であっても、こうして変化があるんだなぁと実感しました。
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連休だから帰りの渋滞が心配されます。飯田で中央道にのり、サッサと帰ると渋滞ほぼ無し。am11:30に家に着いちゃった003.gif
トータル20時間の小さな旅でした。

by marunouchi_no1 | 2014-07-21 12:45 | 長野県  

にっぽん集落町並み縦走紀行 第20日

おはようございます。縦走紀行は今日で20日目となりなした。最南端の沖縄県波照間島から北海道宗谷までのちょうど中間地点、長野県諏訪市にいます。今日から後半戦です。猛暑ですが、頑張ります!
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第19日最後に歩いた上諏訪。甲州街道の駅前以南を歩いたので、今朝は以外のエリアを一周しました。まぁ、上諏訪は街全体が温泉街という感じで、あちこちに旅館が建っていて、古い旅館もあるのですが、万訪的には駅を中心に180度広がる夜の飲食店街が印象に残りました。やっぱり温泉街何ですねぇ。
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そして、こんな洋館も。とにかく、街がすべて昭和です。
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上諏訪を2時間歩いてまだ9:00。気をよくして中央道を飯田方面へ快調に飛ばします。まずは阿智から歩こうと思い飯田山本インターで降りなければならないところを勢い余って通り過ぎてしまいました。カーナビには阿智町にインターがあると出てるけど、、、これ上り線にしかない。あっちゃ~こうなると恵那山トンネルくぐって岐阜県中津川インターまでいかなきゃならぬ。料金所出てすぐ引き返します。恵那山トンネルの中で故障車渋滞。登り勾配のノロノロで水温が95度まで上がってしまった。うーむ、なんだか嫌な予感がする。

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阿智。アチー!凄い暑さです。当然、日傘攻撃。三州街道沿にいい町並みですが、川に下る路地もいいではないですか。
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そこに綺麗な銭湯あり。ふふっ。
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阿智を後にして浪合に向かいます。三州街道国道153号線の峠越えにかかると、、、おおっ水温が100度へ。いったん休ませて再開しますが、ダメだ、峠を越えられません。下手に越えて戻れなくなるのも危ういのでここは潔く撤退します。
方針変えて、飯田から上村下栗を目指す。しかーし、上りが続くとダメだ。気温がどんどん上昇しているのでしょう。もはや万訪号はここ飯田から動けません。しょうがない、飯田インター近くに営業所のあるレンタカーを予約しました。ところが、高いところにある飯田インターへ行けない!直ぐに100度に達しちゃう。。。一旦クルマを止めエンジンを切り、十分に温度を下げたのちに一気にインターまで上りました。フー。
レンタカーはトヨタアリオン。上村に向かって快調です。攻めても攻めても水温は上がりません。
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天界の村 上村下栗にやってきました。私の集落探訪の原点となった村です。うーむ、改めて凄い、何と高いことか。もちろん何度も訪れてはいますが、最近整備された「集落のビューポイント」が今日の目的です。旧分校跡地にある駐車場から20分歩きます。ここだぁ。やはり我が国の天界の村でもトップクラスだ。縦走紀行の中でこに村を眺めるのはまた違った気持ちになります。この村との感動的な出会いから四半世紀が経ちました。
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飯田に戻ります。飯田の街を何度も何度も流しますが、、、見所なし。やっぱりなし。まぁ、25年も無かったものな。
早々とインター近くの宿に入ります。さぁて、明日も猛暑だそうな。午前中に富士山麓の本栖湖に上らないと、、、
大変だったな、万訪号
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by marunouchi_no1 | 2012-07-28 08:26 | 長野県  

にっぽん集落町並み縦走紀行 第19日

松本の白壁通りは年々綺麗になっていきますね。蔵が増えてる気がします。20年前までは蔵造りが数軒目立つ普通の商店街でしたが、ある時から電柱が地中化され看板が外されて整備が始まりました。ここまでなるとは驚きです。こうして町並みが見出され息を吹き返すのは素晴らしいことだと改めて実感しています。
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この路地めちゃいいです。クルマが無ければなぁ。
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ヒメマスの美味しい朝食いただいたあと
お決まりの喫茶まるもでコーヒーブレイク
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さぁ、アルプス公園から北アルプスを拝みましょうか。おや、木が育ちすぎて山が見えない、、、城山公園に変更。ここは展望台があるから見えました。
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昨日、大町から松本へ行く途中に池田という街を通ったんだけど、いい町並みがあったので取材に行きます。
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東へ生坂村を経て国道19号線を長野に向かいます。途中に信州新町という宿場町があるので訪れてみました。これがなかなか良いではないか。。。
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しかし猛暑です。日差しが痛い!
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善光寺平に下って松代へ。松代は三回目だけどロクな写真がないので再訪です。家族旅行で10年くらい前かな、娘が幼かった。
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暑い!今年最初の日傘攻撃じゃ!
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高速に乗って信州最北の野尻湖周辺へ。旧北国街道柏原宿を残していました。一茶の里。
あまり無いや。
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一茶の家
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黒姫駅前にシブい旅館あり
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野尻湖湖畔の奥にある菅川集落
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野尻湖と黒姫山。菅川の人たちは毎日この素晴らしい景色をみています
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まだ早い。よーし最後の上諏訪に間に合うぞ。信州北端からど真ん中まで移動。ところが、上諏訪は街が大きく見所満載で絞り込めない。駅と諏訪湖の間の町並みは置いといて、甲州街道の街、その中でも上諏訪駅前から東京寄りの町を歩く。
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素晴らしい量と純度の看板建築ストリートじゃないですか。昭和初期に災害か大火があり復興した町並みなのかな?
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そして、さらに東へ行くと、造り酒屋が建ち並ぶ町並みだ。
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上諏訪は今までポッカリ開けていた町並み探訪未踏地でしたが、こんなに奥深いとは。松本みたいに歩き回る必要がありそうです。
第19日の日はくれました。諏訪湖畔の片倉館で汗をながしました。第20日は再来週末立て続けに、いよいよ東京を目指します。
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by marunouchi_no1 | 2012-07-16 08:12 | 長野県  

にっぽん集落町並み縦走紀行 第18日

朝雨が降っていました。天気予報ではちょうど梅雨前線が真上にいる感じになってるので、山沿いは降ってるのでしょう。
朝ごはんは高山名物のホウバ味噌。これ食べるために寿美吉旅館に泊まったようなものです。ご飯が進むがダイエット中なので一杯半で我慢しときましょう。
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高山から野麦峠目指して40分走って高根町まできた。川がものすごい濁流。そして、標識で「野麦峠が通行止め」あちゃー
まぁしょうがない。峠下の野麦集落までは行けるだろうと進んでみましたが、道が川のようになってきたので安全みてやめておこうと思います。普段ならいっちゃいますが、今回は安全みて勇気ある撤退をします。
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今走ってきた道を戻って、国道158号線に入ります。ロスタイム1:30かな。
平湯へ上がって行く途中、丹生川村にいい古民家と集落を発見。
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上は江戸時代の荒川家住宅。出し桁や垂木の先端が白く塗られているのはこの地方の特徴ですね。
そして、周囲の集落にも同様のいい民家があった。
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右端の木の蔵もこの地方の特色。
安房トンネル越えて、野麦峠の長野県までやっとたどり着きました。
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長野県奈川村です。深い谷の集落を順にチェックしていきます。入山、古宿、黒川渡。本棟造りが現れてきたのは信州だからです。
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石の蔵
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古宿集落
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美しい蕎麦畑が広がっていました。
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野麦峠下の今度は長野県側の集落に向かいましたが、やはり豪雨。どうも野麦峠周辺は地形が雨を降らしているようです。またもや撤退だ。

国道158号線に戻って松本へ向かいます。その途中にある稲核(いなこき)は、野沢菜によく似た稲核菜の里でもあります。
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松本盆地=安曇野におりてくるとこうしたナマコ壁の店蔵座敷蔵が見られます。
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松本へ行くには早すぎるので、明日朝予定していた信濃大町を歩いておこうと思います。
大町は30年前に歩いて以来何度も訪れていますが、しっかり取材ができていません。
まずは、塩を取り扱っていた商家から。
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造り酒屋の蔵の家並み
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こんなスナックだらけのアーケード街もあった。
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18:00前に松本に着きました。宿はまるも旅館。私が松本に来ると必ず喫茶店まるもに入りますが、そこに併設している宿です。
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そうだ、ここも海鼠壁と白壁の建物。想像通りいい宿でした。
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松本。この街は私が将来住みたいと思っている街です。いままで何回訪れたか。でも、こうして泊まったのはあまり無く、前回から20年以上は経っているでしょう。
夜、街を徘徊しました。日曜日の夜だからでしょうか、街はとても静かでした。

縦走紀行、この街がちょうど中間点なのかもしれません。この旅が終わったら、自分はどこへ向かうのだろう。

by marunouchi_no1 | 2012-07-15 12:22 | 長野県  

しばらく瞑想

よんどころなき事情があってしばらく瞑想に入ります。
画像は瞑想とは全く関係ありませんが、大好きな長野県下栗集落です。
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by marunouchi_no1 | 2011-08-27 07:32 | 長野県