人気ブログランキング |

カテゴリ:新潟県( 3 )

 

海界の村を歩く 日本海 粟島

d0147406_14454634.jpg
(新潟県粟島浦村)

能登半島の沖にある舳倉島から輪島港へ戻ったのが16:25。まだ日が沈むまで時間があるので、能登島の集落をクルマで回りましたが、めぼしいものがないのでスルーしました。ここから新潟県の三条まで350km移動します。
d0147406_14311223.jpg
三条のホテルを早朝に発ち、下越地方岩船港に9:00着。35km沖合に浮かぶ粟島へ渡ります。

粟島
新潟市の北方63km、村上市岩船港の北西35kmの日本海にある島。島全域が「瀬波笹川流れ粟島県立自然公園」に指定されている。ほとんどが山地と丘陵で、島の中央には最高峰265.6mの小柴山をはじめとする山並みが南北に連なっている。傾斜が比較的ゆるやかな東側に内浦、急斜面の続く西側に釜谷の2集落がある。対馬暖流の影響を受け、気温の日較差が少ない海洋性の気候で、積雪は少ないが季節風は強い。島内から縄文遺跡が発見されており、その頃から人が住んでいたと思われる。「万葉集」に詠まれ、帆船時代には佐渡や山形県飛島へ向かう北前船の風待ち・潮待ち港となり、年間1000隻もの船が寄港して島は賑わった。周囲に高良場があり、昭和初期からタイの大謀網漁業が主産業となっていたが、昭和40年代の離島ブームでタイ釣りと自然を中心にした観光業が盛んになり、今では漁業と並ぶまでになった。もともと漁師たちの磯料理だった「ワッパ煮」は曲げワッパに焼いた石を入れ小魚を炊き上げるもので、それはそれはおいしい。(「シマダス」参照)
d0147406_23145343.jpg
粟島へのフェリーは、お盆真っ最中の時期でもあり、満員御礼。室内はいっぱいで、デッキのベンチで1時間25分。
d0147406_14481644.jpg
粟島港の景。島への帰省客ばかりではなさそう。新潟県のレジャー地としてとっても人気があるのですね。
d0147406_14502657.jpg
粟島にはフェリーターミナルのある内浦と島の反対側にある釜谷の2つの集落があります。フェリーに接続したコミュニティバスは、島の北端をグルッと周って釜谷に向かうもので、観光名所に立ち寄ってくれます。ただし北回り便は要予約。
d0147406_14503196.jpg
島の西海岸。急峻な景勝地が続きます。粟島は日本海を震源とする地震で都度隆起しています。1964年の新潟地震、今年2019年の山形県沖地震でも隆起し、その前まで水中にあった岩が水面から顔を出すようになりました。
d0147406_23195642.jpg
釜谷集落です。急峻な地形に中にあるわずかな平地に集落が形成されています。
d0147406_23195874.jpg
d0147406_23214906.jpg
奥行の短い密集系漁村集落。昭和40年代の離島ブームで観光業が盛んになったそうですが、釜谷には民宿が多くあります。家々はその時代のものが多いのでしょうか。
d0147406_23130798.jpg
d0147406_23145718.jpg
港から山の上の神社へ向かう縦道。
d0147406_23131180.jpg
総二階建てがほとんどで、古めの建物は下見板張り。
d0147406_23131487.jpg
 神社境内からの眺望。
d0147406_23135526.jpg
d0147406_23154559.jpg
縦道を下り、主に三本通う横道を歩きます。
d0147406_23154720.jpg
狭隘な道に玄関を構える。
d0147406_23140718.jpg
建物の中を貫く半パブリックな道。建物内の廊下ですが、閉じる扉も付いていないので、誰でも通れます。
d0147406_23155726.jpg
蔵が現れました。漆喰装飾が施されていたので、隣の空き地含めて比較的大きなお屋敷だったのでしょうか。
d0147406_23173177.jpg
d0147406_23154786.jpg
d0147406_23155083.jpg
一番下の横道。この右手の擁壁が高く丸石(ごろた石)積みなので、おそらくかつての海岸線でしょう。
d0147406_23174100.jpg
段差はほぼ一層分。このなまこ壁の家の中を半パブリックな道が貫通しています。
d0147406_23165391.jpg
現在の海岸線の道から。
d0147406_23184583.jpg
バスで内浦へ移動。釜谷方面からの内浦集落の入り口にある粟島浦村資料館に立ち寄ります。島の模型があり、山がちであること、集落がわずかな平地に形成されていることがよくわかります。
上の写真は釜谷 集落。
d0147406_23170010.jpg
上の写真は内浦集落です。
d0147406_13562895.jpg
内浦で空撮。
d0147406_13563153.jpg
おおっ!細長く切妻屋根が並ぶ独特の景観だ。このような集落形態は、新潟県の海岸線沿いに多く見られます。
d0147406_13563469.jpg
いやいやお見事!
d0147406_23200315.jpg
内浦集落の南端から入ります。丸石の石塀が美しい。
d0147406_23181764.jpg
d0147406_14575937.jpg
資料館にあった古写真。集落の中央を縦断する目抜き通りでしょう。
d0147406_23182282.jpg
短冊状敷地の側面の通り。
d0147406_23182556.jpg
目抜き通りの町並み。この三つ子は古そうだ。
d0147406_23214449.jpg
北端の一角になまこ壁のエリアがありました。瓦の色が赤茶混じりで味わい深かった。

by marunouchi_no1 | 2019-08-10 20:00 | 新潟県  

中越紀行

昨日は、思い立ったように新潟へ行きました。目標は長岡にある超コテコテの鏝絵(こてえ)で装飾された土蔵です。
関越道に練馬で乗ったのが7:00過ぎ。渋滞もあって、長岡についたのが10:00過ぎでした。小出あたりで天候があやしくなり、豪雨。。。

長岡市宮内駅近くにある摂田屋という場所は、有名な吉之川酒造のある街で、他にも醸造業が集まっています。
d0147406_1922487.jpg

何とこの道が旧三国街道だそうで、工場の中の道かと思いました。
d0147406_1922551.jpg

その道を入って行くと正に工場の中を抜け、右手に林があり「飄亭」という名の酒造資料館がありました。ひっそりと「会館中」とある。扉を開けたら人が居て詳しい(楽しい)説明をしていただきました。
d0147406_1922582.jpg

旧三国街道は実は裏通りでして、表側の通りに回ると二つの酒造業のお屋敷が向かい合っています。一つは、今入った吉之川酒造、もう一つは「機那サフラン酒」を作っていた醸造所。
こここそ、「超コテコテの鏝絵の蔵」のあるお屋敷。
d0147406_1922680.jpg

↓以下抜粋
明治時代から続く“機那サフラン酒本舗”と言えば、昔は一世を風靡した薬草酒。
※現在は薬用ではなく、リキュールの扱いとなっていて、薬効をうたうことはできません。
数百年の歴史ある吉澤家伝法の秘蔵の酒を竹筒に入れて販売したのが始まりと言われています。
昭和初期には海外まで販路を広げたと伝わっています。
d0147406_1922979.jpg

凄いでしょ!ずっと見に行きたかった場所。中越地震の被害もあったそうです。
d0147406_1922964.jpg

その酒蔵が向かう会う通りを宮内駅方面に歩いていくと、新潟名物「雁木の町並み」が見られます。
d0147406_1923043.jpg

d0147406_1923175.jpg


クルマを走らせること1時間。日本海の寺泊です。遅い昼飯を観光市場の二階で食す。
d0147406_1923131.jpg

d0147406_1923276.jpg


リストアップしていた幾つかの町並みを探りますが、訴えるものがなくパス。巻町の稲島という旧北国街道の宿場町を散策。
d0147406_1923332.jpg

d0147406_1923465.jpg


渋滞調整もあり、21:30に三条燕インター乗って、東京に1:00am着きました。あー眠かった。

by marunouchi_no1 | 2013-07-15 18:36 | 新潟県  

にっぽん集落町並み縦走紀行 第25日

伊香保温泉の朝は晴れています。涼しい。けど、日中は暑くなるんでしょうね。
d0147406_8195895.jpg


昨晩歩いた温泉街を歩きます。浴衣の泊まり客らが散歩してる。土産物屋や饅頭屋さんはもう開店してる。
d0147406_8223012.jpg


ここいいでしょ
石階段の下には温泉の源泉が流れていて、各旅館に平等に分配される仕掛けがありました。
d0147406_8272729.jpg


さて、今日は新潟県中越下越の3か所を予定しています。第25日を最終地を村上にして、次回第26日は夜行列車で村上駅を通り過ぎることではじめ、山形県酒田で降りようと思っています。そのためには夜行列車=特急あけぼのを確保しなければなりません。特急あけぼのは、今や日本に残る最後のブルートレインです。9月の3連休前夜だし、1か月切っているし、切符が確保できるかが問題です。伊香保温泉から渋川に下り、渋川駅のみどりの窓口で切符を買おうとしたけど、B寝台A寝台ともに×でした。こうなると、第25日の最終地をどこで迎えておくか、悩ましい。

国境越えて新潟県。十日町近くの松代にきました。日傘さして町探索。
d0147406_13143970.jpg


三国街道の宿場町です。切妻妻入の町並み。日本海側らしいでしょ。
d0147406_13163142.jpg


この辺りは棚田が美しいです。
d0147406_1318339.jpg


小白倉へ向かう途中にいい集落発見。「歴史とロマンの里 室島」と書いてあるが、ただの集落です。この辺りは、いい集落がたくさん見られます。
d0147406_13211779.jpg


小白倉集落。いわゆる中門造りの民家が占める集落。
d0147406_13194487.jpg


いい集落です、、、が暑くてじっくり歩けない。。。
d0147406_13201753.jpg


関越道小千谷ICに出て、一気に下越まで走ります。北鹿自動車道は新潟から日本海東北道となり酒田までつながっている(途中無料区間あり)。どんどんできていくんだなぁ。
村上を過ぎ国道7号線、朝日村の猿沢という旧宿場町を取材。
d0147406_1326267.jpg


この暑さ、日傘をさすと随分と違って、東京の暑さとは違う。そうか、今日はフェーン現象かも。
d0147406_1327928.jpg


まだ14:30です。よ~し、酒田まで行ってしまおう。国道7号線を北上し、鼠ヶ関もすぎて庄内平野まで来てしまいました。鶴岡の港町加茂。文献に紹介されていたから来たのだけれど、大したことないかも。まぁ、猿沢と加茂が計画上のネックでしたからこれで、第26日以降の自由度が増しました。
d0147406_13293079.jpg


第25日最終地酒田。思えば遠くへ来たもんだってな感じで、東京から100kmそこそこの伊香保温泉のついでにさらに400km遠くまで走ってしまいました。酒田山居倉庫で日暮れ。
d0147406_13322915.jpg


平田牧場の「とんや」で夕食。2006年に家族旅行で東北を回ったときもここ酒田が最終地で、この店でとんかつ食べて帰りました。今日も一緒。平田牧場は東京にもお店があり、娘も好きでちょくちょく行きますが、地元で食べるのはまた格別です。
縦走紀行24~25日は、東京から一気に山形県まで進んじゃいましたが、次回は山形から福島へ向けて南に戻るような旅になる予定です。
d0147406_13355949.jpg

by marunouchi_no1 | 2012-08-18 08:17 | 新潟県