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海界の村を歩く 太平洋 浜比嘉島

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(沖縄県うるま市 浜比嘉島 勝連比嘉)

夏の沖縄へやってきました。今回の旅の目的は、沖縄本島の北西部にある伊是名島で毎年行われている「ウンナー」という稲の豊作を祈願する祭を見ること。そして、沖縄県で未踏最後の島里(定期船がある有人島)である本部の水納島を訪れることです。合わせて、最新ドローンMavic pro 2の筆下ろしでもあります。
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夕方の便で那覇空港に着きました。時刻は19:00、まだ日が落ちていません。今晩はステーキ食べてエネルギーを充電します。
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運天港から伊是名島へは1日2便が往復しています。午後便で渡ることにして、浜比嘉島の空撮と未踏の比嘉集落を歩きます。
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沖縄本島中部にある勝連半島から東方海上4kmにある島。浜比嘉という島の名前は、浜と比嘉の集落名を合わせてつけられたもの。農漁業を中心に生活するこの島は、緑豊かな自然と、のどかで素朴な風情のある島として最近注目されている。比嘉地区の洞窟遺跡からは打製石器が出土し、琉球開闢の祖神アマミキョとシネリキョの神々が住む島として伝えられ、沖縄本島内外から多くの参拝者が訪れる。北1.5kmにある平安座島とを結ぶ浜比嘉架橋工事が完成、平成9年2月に開通した。(「シマダス」参照)

浜比嘉島は2015年に訪れていますが、大雨の中浜集落を探訪し、比嘉集落をやり過ごしていました。今日は青空広がる最高の天気です。
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島の北西部にある浜集落。
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橋が架かってまだ10年。徐々にモータリゼーションの影響、つまりクルマを庭に入れるための屋敷囲の変化が現れ始めている事でしょう。今日は暑いんで歩きません。
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島の北東部にある比嘉集落。集落と港との間に広い平地がある。
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フクギの林と石灰岩の石塀。
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石垣で築かれた古い共同の水場がありました。綺麗な水ではなさそう。
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クルマの入れない縦道(海岸線に直交する道)。石塀が続いています。途中に「
元登録文化財」書かれた家がありました。新築でした。
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ブロック塀の町並み。
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石塀とセメント瓦の屋根。
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この島では高架水槽が結構残っています。
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棟だけ赤瓦で平瓦はセメント瓦。
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赤瓦の家。
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岩場に湧水の出ている場所がありました。
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浜比嘉島の比嘉集落では、琉球石灰岩による石塀が続く場所が一番のみどころでしょう。

# by marunouchi_no1 | 2019-07-26 15:13 | 沖縄県  

天界の村を歩く2 関東山地 多摩川

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(東京都奥多摩町留浦奥)

前回「天界の村を歩く2 南アルプス 大井川」より

動画  https://youtu.be/iUru1qtLms4
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GW8日間を使って、群馬県南牧村から埼玉県、山梨県、長野県、静岡県と、関東山地・南アルプスの山岳集落を巡りました。途中1日雨に降られたため、家から一番近い奥多摩をカットし、後日行こうと思っていましたが、やはり残しておくのは気持ちが悪いので、GW最終日に疲れた身体にムチ打って出かけることにしました。 画像は、「天界の村を歩く1」(2007年)で始めて出会った時の写真。東京にも一級品の天界の山岳集落があったんだと感動したことを覚えています。
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今回は、空撮と歩き動画撮影が目的です。
峰谷川は多摩川の支流で、現在は奥多摩湖にそそぐ川ですが、その流域の集落は都内最奥部の集落ということになります。背後には2000m級の関東山地の山々がそびえ、谷は相当に深く感じます。奥多摩湖に近いエリアでは谷底に見られる集落も、峰谷川をさかのぼっていくと山の天辺に立地が移動していきます。そこには峰と奥という2つの集落があります。
文字通り一番奥にある奥集落を空撮しました。
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この建物、2007年に見た時はちゃんとしていた印象ですが、無住になってしまったのか、バルコニーが崩れかなり痛んでいるようです。
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蔵は健在。
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奥多摩の集落はどこへ行っても、このような河原の丸石で築いた石垣が美しいです。
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立派な出桁造りの2階屋。奥集落は、秩父地方に共通するバルコニー付きの切妻平入り2階屋が多いです。入母屋草葺屋根のカブト造りは見られません。
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奥集落から眺めた峰集落。
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峰集落は奥集落の手前にあり、最下部で標高650m、最上部で標高950m、なんと標高差300mの集落です。私の知る限り日本最大の「天界の村」と思われる徳島県一宇村の大宗赤松集落が標高差390m(標高350m~740m)でさすがに及ばないものの、有名な東祖谷山村の落合集落が標高差250mですから、こちらは優に超えています。
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峰集落
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上の2枚の写真は2007年年のもの。
集落内に建つ民家は、峰集落が山梨県から奥多摩地方に分布するかぶと造りであるのに対して、奥集落にはありませんでした。いずれも養蚕のために生まれた民家形態ですが、切妻平入り2階屋はいずれにもあります。
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以上、峰集落の町並み。
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峰地区の下、留浦集落。これだけの小さな集落ですが、この町並みは素晴らしい!
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奥多摩周遊道路を走って、多摩川の支流・秋川水系の檜原村へ。秋川の流域では、北秋川と南秋川の上流に日当たりのよい斜面にへばりつく集落が多くみられますが、最も谷から高いものは北秋川最奥の倉掛集落だと思います。斜面にへばりつくというよりは登り切った尾根の上にあるため土地は緩やかであり、見晴らしがとても良いです。
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尾根上に立地している様子がわかるでしょうか。
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かつてに産業は不明です。炭焼の集落だったかもしれません。現在の世帯数は少なく、農地も荒れています。
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立派なコンクリート塀で囲まれた屋敷がありました。
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なぜこんな山の天辺にまで上ったのか、現在では不思議に思うほどの立地です。

# by marunouchi_no1 | 2019-05-05 22:30 | 東京都  

天界の村を歩く2 南アルプス 大井川

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(静岡県川根本町下長尾久保尾)

前回「天界の村を歩く2 南アルプス 天竜川」より

動画  https://youtu.be/b9JiEkd0Bxo
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秋葉山より国道362号線を東へ走ります。天竜川水系から大井川水系へ移ります。
この辺りは山というより険しい丘陵地と言った方が良いでしょうか。関東山地で紹介した神流湖周辺と似ていて、日当たりのよい山の上に農村が点在しています。大井川の支流・境川上流部左岸にあり、松枝山からの尾根上に形成された久保尾集落を歩きます。
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なぜこの集落を選んだのかと言われれば、「地形図とにらめっこしていて光るものがあったから」というしかありませんが、等高線の密度と集落の家の数や配置が気にいった(気になった)んだと思います。
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空撮画像を見ていただけばお分かりのように、日当たりの良いところに数々の茶園集落が見られます。
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最上部近くの学校跡にクルマを停めて歩きます。茶畑は時にこのような黒カバーがなされたものがあります。「寒冷紗」というそうです。
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GWはちょうど茶摘みの時期。皆さん総出で茶摘み作業をされていました。
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切妻平入りの主屋に下屋をまわしています。
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右手前の部分は製茶の作業小屋かな?
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茶摘み真っ盛りです。
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茶園の中に埋まるように建つ住宅。
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お茶の木と木との隙間は、茶摘み作業ルートで木の山の半分まで手が届くようなっています。
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境川の北、大井川支流・長尾川の左岸斜面上に位置する尾呂久保集落です。
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茶園が広がるこのエリアの典型的な農村で、大札山(1973m)と白羽山(771m)とを結ぶ稜線から長尾川の谷に向う斜面上に位置するまとまった集落であるため、天界(あまさか)の村」として取り上げたました。
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民家は茶畑の中に点在しており、切妻平屋で製茶小屋が付属しています。ここも茶畑に埋まるように屋根が点在する集落景観で、実に美しいものです。
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集落の上方から下りていきます。
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左側の2階屋は1階が製茶作業場かな。
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この家は、「川根茶つちや農園」でいくつもの建物が集まっています。
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ホームページを覗くと数々の賞を受賞している、川根茶農園の中でも有名な家のようです。また、ホームページでも「まさに天空の茶園です」と表現されていました。
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尾呂久保集落の家々は屋根が金属板葺きでメタリック。それが緑の茶畑と調和して美しい集落景観を創り出しています。

# by marunouchi_no1 | 2019-05-04 22:04 | 静岡県